HAKASE(jnkt32)氏のご意見から、私自身の「土木系技師」としての本分を改めて考える(2)

皆様お疲れさまです。ピースです。

いよいよ、令和元年も残すところ後(このエントリを公開した時点で)10時間ほどとなりました。
私は1/2まで実家に帰省していますが、年末年始休の残り半分くらいは都内で過ごす予定です。
ただ、とても寒いかと思えば、昼間は少し暖かく感じる日もあって、体調管理は大変な年末年始になりそうですね。
皆様も、風邪等にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

さて、本題は、前回の続き。
…ですが、最初はただのコピペですw “HAKASE(jnkt32)氏のご意見から、私自身の「土木系技師」としての本分を改めて考える(2)” の続きを読む

キログラム定義の改定のこと(また、だいぶ前の話題ですが…w)

皆様お疲れ様です。ピースです。

年明けの業務対応に追われる1週間かと思えば、また3連休でした。
インフルエンザも流行っている模様なので、気を付けて過ごさねば。

さて、新年の挨拶兼ねてのスタプラ報告、そして読書ログまとめときて、今年初めての独立ブログエントリですが、内容は昨年の科学技術に関するトピックスです。
H30/11/17産経3面より。 “キログラム定義の改定のこと(また、だいぶ前の話題ですが…w)” の続きを読む

気象予測に関するスパコン更新の話題

皆様こんばんは。ピースです。

書きたいことが山積みのこのブログですが、なかなか消化できません。
いくつかの投稿予定のエントリに関しては、「構想」だけはある程度メモや整理をしているのですが、「読んでいただける文章に仕上げる」というのは、なかなか大変です。
本当に、ブロサーの相互フォロワーさんとかで毎日更新されている方には、どうやっているのか教えていただきたくなるものですw

ただ、逆に言うと、それだけ自分自身の興味の対象が広がっているということでもあるので、その点は大事にする価値があるのかもしれませんね。

さて、今日の本題は、久々に専門色の濃い目な話題です。
5/1産経新聞3面より。 “気象予測に関するスパコン更新の話題” の続きを読む

「チバニアン」のお話(もう2ヶ月も前のトピックですが…w)

皆様こんにちは。ピースです。

この土日は、大学入試センター試験がありましたね。
私がセンター試験を受験したのも、もう10年以上も前です。
今勉強している、あるいは社会人になってから受かった資格試験も、マークシート形式のものがほとんどです(今は仕事を覚えながら学生時代の総決算をやるという段階なので、そんな感じなんです。記述や論述が中心となる試験は、これから増えてくると思います)が、いずれも時間的にはそんなに余裕のない感じ(情報処理技術者の午前と環境計量士の計量法は、むしろ時間が余るくらいですが)で、あのセンター試験の時間に追われながら問題を解くことに慣れようとしていたあの頃を思い出すんです…

…そんな前置きにも関係して、今日は昨年の自然科学分野での大きなトピックスの一つだった、「チバニアン」のお話を取り上げたいと思います。
タイトル通り、2ヶ月前のトピックになりますが、11/14産経1面より。 “「チバニアン」のお話(もう2ヶ月も前のトピックですが…w)” の続きを読む

今年もまた、何より「選挙で一票を投じること」が大事だという主張を(2)-「理系」の皆様に向けたお話を中心に

「自軸」を育てる

本書では、情報を扱う力を総合して「自軸」と呼ぶことにします。この軸を持っていれば情報に振り回されることはなくなり、自分自身のために情報を使えるようになります。
もしかしたら「軸」という言葉から、1本の直線をイメージされるかもしれませんが、そのイメージは少しだけ修正してください。自軸は単なる直線ではありません。
マッキンゼーという会社が提示した「T型人間」という概念をご存知でしょうか。Tの字の縦棒は深い専門性を表し、横棒はそれ以外の分野の知識を示しています。1つの専門性以外に、多様な分野の知識を持っている人間、それがT型人間です。これはいわゆる「専門バカ」になるのを避けよ、という教えでもあります。
また、「逆T型人間」という考え方もあり、こちらは専門性の縦棒と、マネジメント能力の横棒を意味しています。スペシャリスト+ジェネラリストのスキルといった意味合いでしょうか。
どちらの考え方も、縦と横の2本の棒で支えられた人間がイメージされています。
自軸のイメージは、両方を重ね合わせた形を思い浮かべてください。つまり、3本の線で構成される軸です。
専門性を深く伸ばした縦棒と、さまざまな分野に関する知識、および、リベラルアーツ(教養)を示す2つの横棒。この3つの線を合わせて生まれるものが自軸です。
形としては大文字の「I」がぴったりでしょう。英語の「I」は「私」という意味があるので、I型の軸=自軸、というわけです。

(倉下忠憲『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』より )

皆様おはようございます。ピースです。
前回も前置きで触れました藤井四段ですが、私がこの文章を書いている最中に、29連勝で記録更新のニュースが流れました。
まだ中学生にして、ここまで自らの得意分野で名を上げられるということは、やはり偉業だと思います。

「得意分野」というキーワードを挙げたところで、今回の本題は、前回の終わりに述べた「特定層に特化した」話です。
が、その前に。

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土木学会誌5月号より、IoTの話題(4)-事例研究その2:地震情報の収集について

皆様こんにちは。ピースです。
6月に入りました。
これから本格的に暑くなり、また梅雨にも入りますね。
私の勤務先もまた、体調を崩して休んだ部の先輩社員などいますので、体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

さて、土木学会誌5月号からのIoTの話題は、今回までで一区切りとします。
今回の引用は、戸田建設株式会社 価値創造推進室技術開発センター主管の保井美敏氏による、「ユレかんち」による地震情報のリアルタイム収集・共有 より。

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土木学会誌5月号より、IoTの話題(3)-事例研究:エネルギーマネジメントの取組みについて

皆様こんにちは。ピースです。
今日は、いつもと一味違う前置きでいってみます。

実は、前回の記事を書いたのと同じ日、読書ログに、将棋棋士で現在防衛をかけて名人戦を指していらっしゃる、佐藤天彦さんの本のレビューを書きました。
人工知能と言いますと、このブログでは以前羽生さんの本のレビューちらっと取り上げましたが、佐藤さんもこの名人戦の直前に、(もちろん「名人」という肩書で)コンピューターソフトとの対戦に挑んでいらっしゃいました。
私はレビューには書きませんでしたが、この『理想を現実にする力』という本にも、最後の方にまさにコンピューターソフトの話題があります。

結果は佐藤名人の2戦2敗だったのですが、羽生三冠の著書も含めて、(前回話題に上がっていた囲碁もなのですが)「単純に強さだけではコンピューターに勝てない」という状況に入ってきた中で、人間同士の勝負からどうやって付加価値を生み出すか、ということが注目されそうですね。

…と、申し上げたところでなのですが、念のため。

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土木学会誌5月号より、IoTの話題(2)-「対象や技術のマッチング」を、より掘り下げて

皆様こんにちは。ピースです。
5月も下旬になり、本格的に夏を感じるようになってきましたね。
私も、年度後半に仕事を集中させないように、これから頑張りどころです。
ただ、しっかりと自己管理をして、梅雨の時期に備えるようにしたいと思います。

間に時事的な話題を挟みましたが、本題は、2つ前の記事の続きです。

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土木学会誌5月号より、IoTの話題(1)-概要

皆様こんにちは。ピースです。
大分暑く感じるようになってきましたね。
気候の急変する時期、体調にはくれぐれも気を付けていきましょう!

さて、今日の本題は、前回に引き続いて、情報技術に関連する話題です。
題材として引用するのは、タイトルに書いている通り『土木学会誌5月号(第102巻第5号)』です。
(実は、専門の話題で本格的に複数のエントリにわたって文章を書くのも、今年に入ってからは初めてなんですよね…w)

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基本情報技術者(FE)試験に合格しました!私の勉強方法と考えたことを

皆様こんにちは。ピースです。
世間は大規模サイバー攻撃で騒がれていますね。
私の会社も、不審なメールを受信したという報告をされている先輩社員が複数名います。
くれぐれも、お気を付けくださいね。

で、今日は半分趣味的ですが、それにも多少関連したお話。
年度の変わり目前後に何度か受験する(した)と申し上げていた、基本情報技術者試験についてです。
本日正午の合格発表で、無事自分の番号を確認できましたので、タイトルどおり私の勉強方法と、試験を終えて考えたことを書いてみたいと思います。
私が受験したときの問題は、平成29年春期の「基本情報技術者試験(FE)」です。

最初にお断りしておきます。
ITパスポート(iパス)の受験報告のときにも申し上げたとおり、私はITが専門ではないものの、プログラミングは数値解析用にそこそこやっている人間です。
なので、大変申し訳ありませんが「数学の知識ゼロだけど午後問8以降の勉強法を知りたい」と思ってこのエントリにいらっしゃった方は、他のページをあたるなり、ご自身で参考書を買うなりされてください。
まずは、基本情報技術者ドットコムを参考にされるといいと思います。

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