令和元年台風19号の被害を通して、気候変動と相次ぐ水害への対応を考える(2)「真の国土強靭化」へ、ハードとソフトの両面から

皆様おはようございます。ピースです。
11月も、もう下旬となりました。
寒くなってきたので、体調には十分お気をつけてお過ごしください。

そして、平成31年-令和元年ももうあと40日足らずとなりました。
いよいよ12月~来年3月の繁忙期に入りますし、私自身も頑張りどころです。

本題は、台風19号および豪雨対策のお話

令和元年台風19号の被害を通して、気候変動と相次ぐ水害への対応を考える(1)-はじめに、新天皇陛下のエピソードから


の続き。
10/14産経2面「主張」より。 “令和元年台風19号の被害を通して、気候変動と相次ぐ水害への対応を考える(2)「真の国土強靭化」へ、ハードとソフトの両面から” の続きを読む

【参加報告】 5/19教育を良くする神奈川県民の会 伊勢雅臣氏講演会「世界が称賛する日本の教育」(2)

建国から約150年間に書かれた「成功に関する文献」は、誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律など、人間の内面にある人格的なことを成功の条件に挙げている。私はこれを人格主義と名付けた。中でもベンジャミン・フランクリンの自叙伝は圧巻で、特定の原則と習慣を深く内面化させる努力を続けた一人の人間の姿が綴られている。
この人格主義が説いているのは、実りのある人生には、それを支える基本的な原則があり、それらの原則を体得し、自分自身の人格に取り入れ内面化させて初めて、真の成功、永続的な幸福を得られるということである。
ところが、第一次世界大戦が終わるや人格主義は影をひそめ、成功をテーマとした書籍は、いわば個性主義一色になる。成功は、個性、社会的イメージ、態度・行動、スキル、テクニックなどによって、人間関係を円滑にすることから生まれると考えられるようになった。
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しかし、個性をもてはやす数々の「成功に関する文献」では、人を操るテクニック、ひどいときには明らかに騙しのテクニックさえ紹介されていた。相手が自分を好きになるように仕向けたり、自分が欲しいものを得るために、相手の趣味に興味があるかのようなふりをしたり、はたまた高圧的な態度で恐がらせ、人を利用するテクニックである。

(スティーブン・R・コヴィー『完訳7つの習慣』より)

皆様お疲れ様です。ピースです。

皆様もそうかもしれませんが、サッカーワールドカップの観戦で寝不足です…
生活のリズムは、何とか正常に保ちたいものです。

さて、本題は伊勢先生の講演会の報告の続き…

【参加報告】 5/19教育を良くする神奈川県民の会 伊勢雅臣氏講演会「世界が称賛する日本の教育」(1)


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【参加報告】 5/19教育を良くする神奈川県民の会 伊勢雅臣氏講演会「世界が称賛する日本の教育」(1)

皆様こんにちは。ピースです。

少しずつ暑くなってきたと思ったら、梅雨に入り、なんだか夜は半袖にタオルケットでは肌寒く感じる日が続きますね。
皆様も風邪などひかれぬよう、くれぐれも気を付けてお過ごしください。

さて、本日の本題。
前回、「そろそろスタプラや読書ログばかりではなくて、このブログの固有記事にも力を入れないと」ということを申し上げておりましたので、今回はその中でもなるべく早く消化したいと思いつづけていながら、放置していた話題です。
1ヶ月くらい間が空いてしまったのですが、去る5/19(土)は、かながわ労働プラザにて行われた伊勢雅臣先生の講演会「世界が称賛する日本の教育」に参加してきました。 “【参加報告】 5/19教育を良くする神奈川県民の会 伊勢雅臣氏講演会「世界が称賛する日本の教育」(1)” の続きを読む

【活動報告2本立て】4/14街頭情宣「いまこそ若者から改憲議論を」@渋谷駅前&5/3「第20回公開憲法フォーラム 今こそ、憲法改正の国会発議を」@砂防会館

皆様こんにちは。ピースです。
GWももう過ぎましたが、皆様お楽しみになりましたか?
私は「今のうちに片付けておきたい」と思うことが色々積んでいましたが、「仕事とは頭の少し違う場所を使う」ということができて、有意義な休みになったかと思います。
ただ、普段行かない場所に行くなどで心身ともに疲れていたのか、今日は体調を崩して会社をお休みすることになりましたが…

さて、本日はそんなGW中に参加したものも含めて、活動報告二本立てです。 “【活動報告2本立て】4/14街頭情宣「いまこそ若者から改憲議論を」@渋谷駅前&5/3「第20回公開憲法フォーラム 今こそ、憲法改正の国会発議を」@砂防会館” の続きを読む

「電波オークション」と放送法、そして衆院解散のことも

皆様こんにちは。ピースです。
更新間隔が1週間空いてしまいました。

学会での発表を無事に終えても、次は9月末までの論文の投稿があり、その先は年度後半の業務対応も増えてくるだろうと思います。
さらには、自分の勉強もあるので大変ですが、ここが頑張りどころですね。

さて、今日は本題は、紙面ではなくWebの産経ニュース、9/12の記事から。
(紙面については、本ブログでも前回のようにたびたび図や写真付きの引用を行っていますが、普段は1面と、そこで興味があった話題の関連記事しか目を通すことが出来ていないので、Webニュースで取り上げられる話題は、「あれ、こんな記事があったのか」ということが多いんです…)

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今年も参加しました!第9回「土木と学校教育フォーラム」皆様にも考えてほしい、防災行動に関する問題も

皆様こんにちは。ピースです。
休暇の真っただ中ですが、都内は大荒れはしないものの、なかなかすっきりしない天気が続きますね。

さて、今日は一言だけの前置きでしたが、本題。
このブログ、多くの記事からリンクを貼り続けているメインエントリをはじめとして、”Military”と”Civil”という対比をしながら、活動報告や本からの引用を通して、私の考えを取り上げていますね。
というわけで、先日の活動報告が「自衛隊」への感謝の気持ちを伝えるキャンペーンという、(少なくとも公的組織としては)Military面のお話だったので、今回はCivil的な活動報告のお話をしましょう。
(そして、前エントリに申し上げていた「『資料』を取りに行くだけに会社に立ち寄った」というお話も、これに関する資料のことですw)

去る8/6(まさに、上記の自衛隊キャンペーンの次の日ですね)は、第9回「土木と学校教育フォーラム」に参加してきました!

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今年もまた、何より「選挙で一票を投じること」が大事だという主張を(1)-「タブー」によって生み出される組織票の力

かつて、わたしは法人営業マンをしていたが、先輩や上司にも新聞レベルの話題しかない人が少なくなかった。後輩ながら、「この人のセールスを聞く人は退屈だろうな」とつくづく同情したものである。
「セールスでは宗教や政治の話はタブーだろう?」と反論されそうだが、特定の宗教団体の悪口を言え、というわけではない。政治にしても、支持政党の話題ではなく、国際政治の本質、歴史、G7あたりの大国の狙いなどを話題にしてもいい。「そうか、ユーロはそうなっているのか?」とあなたの判断を伝えてもいいはずだ。
3.11以降、新聞やテレビの情報をうのみにする人はほとんどいなくなったと思う。いまや自分の頭で考えて自分の頭で判断する時代だし、そういう意見をだれもが聞きたがる時代なのだ。なぜなら、人の意見を聞いて自分のそれと比較検証したいからである。

(中島孝志『仕事に効く!朝10分の読書術』より)

皆様こんにちは。ピースです。
世間は、加藤一二三九段の引退と、藤井聡太四段の連勝記録が話題になっていますね。
こちらでも紹介しましたが、私は読書ログで佐藤天彦名人の著書『理想を現実にする力』という本のレビューを書いていました。
これはあちこちで申し上げていることですが、頭脳労働でご飯を頂いている者としては、まさにプロ棋士のような頭の回転の速さこそが「理想」になっている感じです。

さて、本日の本題に移りましょうか。
私の家にも、都議選の投票券が届きました。

投票日は7/2です。
都民の方でこのブログをお読みの皆様、投票には必ず行きましょう!

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「朝日新聞は言論テロ」に対する「いいね!」の一件について

皆様こんにちは。ピースです。
IoTのことも、まだまだ取り上げたい土木学会誌の記事はたくさんあるのですが、そちらはちょっと一旦置いておきます。
というのも、これは正直、「えぇ…」と思ってしまいましたので。
本ブログでこれだけ鮮度の高い話題を取り上げるのは、結構珍しいと思います。

まあ、タイトル通りですが、5/22産経ニュースから、こちらのお話です。

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「言論の自由」あるいは「思想・信条の自由」に関する私的解釈

・「Whyを5回」
 超有名で知っている人が多いにもかかわらず、実際に使っている人が少ないフレームワークです。ほとんどの人が、目に見えている表層的な事象に対して、Why-Why-Whyと深堀りをせずに表層的なアクションを決めてしまっています。コストを削減せよ、と言われたときにオフィスの電気を節電する、とすぐに言ってしまうのがこのパターンです。大抵、目に見えている事象は表層レベルのことです。その段階でアクションを決めてしまっては、表層部分のアクションにしかなりません。深層にまでたどり着いたアクションこそが、最大の成果をもたらします。

(木部智之『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』より)

 なぜ電力は東日本は50Hzで西日本は60Hzなのか?
 (→東日本と西日本で別々の会社が電力事業を始めた際、異なる基準を採用した。それが後に統一されたため)

 なぜオーストラリアの首都はキャンベラなのか?
 (→シドニーとメルボルンが首都の座を争い、その結果中間地点にあるキャンベラに首都を置くことになった)

 これらの質問に対する答えは、見ればなんとなく納得して終わってしまっていますが、実は単なる言葉の置き換えである「言い換え型」であったり、それ以上「なぜ?」の突っ込みようがない「そう定義されているから」といった「起源説明型」であることが非常に多いのです。つまりWhy一回型であり、What型と同じだということです。

 逆に言えば、なぜを一回で終わらせずに、これらの例で言えば、なぜ「東日本と西日本で別の会社が事業を始めたのか?」、なぜ「シドニーとメルボルンが争ったのか?」というふうに「なぜ?」をさらに繰り返していくことにより、テーマによっては単なる事実という「点」が、因果関係という「線」になっていく可能性もいくらでもあります。そうすれば、こうした因果関係の「線」というのは、たとえば他の世界でも同様の事例があったときに応用が利くようになるのです。
 ここまで読み終えた方は、なぜ「『なぜ』は5回繰り返さなければならないのか?」の意味をおぼろげながら思い浮かべることができるのではないかと思います。Why型思考の世界を本当の意味で堪能するためには扉を何枚も開ける必要があるのです。

(細谷功『「Why型思考」が仕事を変える』より)

皆様こんにちは。ピースです。

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