令和元年台風19号の被害を通して、気候変動と相次ぐ水害への対応を考える(1)-はじめに、新天皇陛下のエピソードから

皆様こんにちは。ピースです。

本日は、当初の予定から延期になった、天皇陛下の祝賀御列の儀(ご即位パレード)が行われます。
私は、諸事情によりあいにく現地には向かえそうにないため、テレビに映られるのを待ちながらのブログ更新です。

さて、「土木系技師」である私にとって、天皇陛下と言えば、「水問題への提言」の印象が何よりも強いです。
というわけで、
「それだけのおめでたいことと、本日の本題である、パレード延期の原因ともなった『水害』というまったくおめでたくないことを重ねてみるのはどうなのか?」
というのは確かにありますが、その一方で、近い時期にこういうことが起こったのが「ただ単なる偶然」で済ませられるとも思えない、なんとも不思議な感じです。

以下の引用は、10/23(即位礼正殿の儀の次の日ですね)の産経1面、産経抄から。

天皇陛下が長年「水」の問題に取り組んでこられたことはよく知られている。実は「道」への興味が出発点だった。英国留学の思い出をつづった『テムズとともに』のなかで明かされている▼外に出たくてもままならない幼少時代、良く赤坂御用地内を散策されていた。ある日「奥州街道」と書かれた標識を見つけられ、かつて街道が御用地内を通っていたと知る。学習院大学文学部史学科では、中世の陸上交通を研究するはずだった。瀬戸内海の水運へとテーマを移されたのは、史料の制約によるものだ。英オックスフォード大学でまとめられた英語の論文は「交通路としてのテムズ川」だった▼陛下はやがて、日本の歴史に秘められた、人々と大雨や洪水との闘いに目を向けられるようになる。気候変動に伴って世界中で激化している水災害にも、警鐘を鳴らされてきた。今回の台風19号についてはいち早く、皇后さまとともに、犠牲者や被災者に「お見舞いと哀悼の気持ち」を発表されている。祝賀パレードは11月に延期になった。実は5世紀に、日本で最初の治水工事を行ったとされるのは仁徳天皇である。自らには質素な生活を課しながら、常に民の竈(かまど)から煙が立っているか気にかけていた。古代の聖帝は、こんな逸話で知られる。「日本書紀」には、淀川水系に堤防「茨田堤(まむたのつつみ)」を築いた、との記述がある▼天皇陛下は昨日、即位を国内外に宣明された。国民の幸せと世界の平和を常に願うとのお言葉で、強い決意を示された。朝から降り続いていた雨は、「即位礼正殿の儀」の直前にはほぼやみ、雲の間から青空さえのぞくようになった▼引き続き「水」の問題に立ち向かわれる陛下に、天が敬意を表したかのようである。

いかがでしょうか?
最初に述べました、「水問題への提言」、やはり陛下としてのお立場で、是非続けられていただきたいと思わされます。

専門的なお話は次回以降に回して、今回はこういうシリーズの出だしにしてみました。
しかし、このシリーズは本当に長くなると思います。
私も構成からじっくり考えないといけないところですし、間に他の話題を挟むことも数々あると思いますが、ここが技術者としての本分です。

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「犠牲者や被災者に『お見舞いと哀悼の気持ち』」ということについては、上皇陛下も、被災地のご訪問をされていたことを過去エントリにて取り上げたことがあります。

天皇、皇后両陛下の九州北部豪雨被災地ご訪問に関して


私自身の台風19号の時のお話はこちらに↓

台風19号、国交省の某事務所にて

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