今年も参加しました!第9回「土木と学校教育フォーラム」皆様にも考えてほしい、防災行動に関する問題も

皆様こんにちは。ピースです。
休暇の真っただ中ですが、都内は大荒れはしないものの、なかなかすっきりしない天気が続きますね。

さて、今日は一言だけの前置きでしたが、本題。
このブログ、多くの記事からリンクを貼り続けているメインエントリをはじめとして、”Military”と”Civil”という対比をしながら、活動報告や本からの引用を通して、私の考えを取り上げていますね。
というわけで、先日の活動報告が「自衛隊」への感謝の気持ちを伝えるキャンペーンという、(少なくとも公的組織としては)Military面のお話だったので、今回はCivil的な活動報告のお話をしましょう。
(そして、前エントリに申し上げていた「『資料』を取りに行くだけに会社に立ち寄った」というお話も、これに関する資料のことですw)

去る8/6(まさに、上記の自衛隊キャンペーンの次の日ですね)は、第9回「土木と学校教育フォーラム」に参加してきました!

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今年もまた、何より「選挙で一票を投じること」が大事だという主張を(1)-「タブー」によって生み出される組織票の力

かつて、わたしは法人営業マンをしていたが、先輩や上司にも新聞レベルの話題しかない人が少なくなかった。後輩ながら、「この人のセールスを聞く人は退屈だろうな」とつくづく同情したものである。
「セールスでは宗教や政治の話はタブーだろう?」と反論されそうだが、特定の宗教団体の悪口を言え、というわけではない。政治にしても、支持政党の話題ではなく、国際政治の本質、歴史、G7あたりの大国の狙いなどを話題にしてもいい。「そうか、ユーロはそうなっているのか?」とあなたの判断を伝えてもいいはずだ。
3.11以降、新聞やテレビの情報をうのみにする人はほとんどいなくなったと思う。いまや自分の頭で考えて自分の頭で判断する時代だし、そういう意見をだれもが聞きたがる時代なのだ。なぜなら、人の意見を聞いて自分のそれと比較検証したいからである。

(中島孝志『仕事に効く!朝10分の読書術』より)

皆様こんにちは。ピースです。
世間は、加藤一二三九段の引退と、藤井聡太四段の連勝記録が話題になっていますね。
こちらでも紹介しましたが、私は読書ログで佐藤天彦名人の著書『理想を現実にする力』という本のレビューを書いていました。
これはあちこちで申し上げていることですが、頭脳労働でご飯を頂いている者としては、まさにプロ棋士のような頭の回転の速さこそが「理想」になっている感じです。

さて、本日の本題に移りましょうか。
私の家にも、都議選の投票券が届きました。

投票日は7/2です。
都民の方でこのブログをお読みの皆様、投票には必ず行きましょう!

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「朝日新聞は言論テロ」に対する「いいね!」の一件について

皆様こんにちは。ピースです。
IoTのことも、まだまだ取り上げたい土木学会誌の記事はたくさんあるのですが、そちらはちょっと一旦置いておきます。
というのも、これは正直、「えぇ…」と思ってしまいましたので。
本ブログでこれだけ鮮度の高い話題を取り上げるのは、結構珍しいと思います。

まあ、タイトル通りですが、5/22産経ニュースから、こちらのお話です。

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「言論の自由」あるいは「思想・信条の自由」に関する私的解釈

・「Whyを5回」
 超有名で知っている人が多いにもかかわらず、実際に使っている人が少ないフレームワークです。ほとんどの人が、目に見えている表層的な事象に対して、Why-Why-Whyと深堀りをせずに表層的なアクションを決めてしまっています。コストを削減せよ、と言われたときにオフィスの電気を節電する、とすぐに言ってしまうのがこのパターンです。大抵、目に見えている事象は表層レベルのことです。その段階でアクションを決めてしまっては、表層部分のアクションにしかなりません。深層にまでたどり着いたアクションこそが、最大の成果をもたらします。

(木部智之『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』より)

 なぜ電力は東日本は50Hzで西日本は60Hzなのか?
 (→東日本と西日本で別々の会社が電力事業を始めた際、異なる基準を採用した。それが後に統一されたため)

 なぜオーストラリアの首都はキャンベラなのか?
 (→シドニーとメルボルンが首都の座を争い、その結果中間地点にあるキャンベラに首都を置くことになった)

 これらの質問に対する答えは、見ればなんとなく納得して終わってしまっていますが、実は単なる言葉の置き換えである「言い換え型」であったり、それ以上「なぜ?」の突っ込みようがない「そう定義されているから」といった「起源説明型」であることが非常に多いのです。つまりWhy一回型であり、What型と同じだということです。

 逆に言えば、なぜを一回で終わらせずに、これらの例で言えば、なぜ「東日本と西日本で別の会社が事業を始めたのか?」、なぜ「シドニーとメルボルンが争ったのか?」というふうに「なぜ?」をさらに繰り返していくことにより、テーマによっては単なる事実という「点」が、因果関係という「線」になっていく可能性もいくらでもあります。そうすれば、こうした因果関係の「線」というのは、たとえば他の世界でも同様の事例があったときに応用が利くようになるのです。
 ここまで読み終えた方は、なぜ「『なぜ』は5回繰り返さなければならないのか?」の意味をおぼろげながら思い浮かべることができるのではないかと思います。Why型思考の世界を本当の意味で堪能するためには扉を何枚も開ける必要があるのです。

(細谷功『「Why型思考」が仕事を変える』より)

皆様こんにちは。ピースです。

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平成29年憲法記念日、言いたいことは去年と完全に同じですが

皆様こんにちは。ピースです。
休日とはいえ、珍しく朝の更新でビックリされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
プライベートで面倒なことや気分の悪くなるような話ばかりで少しばかりふさぎ込んでいましたが、ようやくだいぶ落ち着いてきました。
前回お話したとおり、連休は特に旅行の予定等もないので、自宅で掃除、そして積んでいる本を片付けながら、このブログの記事起こしも少しずつやっていきたいと思います。

さて、本日は憲法記念日です。

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「水防災意識社会再構築ビジョン」に関する個人的解釈(3)-ソフト対策

皆様こんにちは。ピースです。
昨日、勤務先の仕事納めが無事に行われました。

しかし、茨城でまた地震が発生しましたね。
防災で最終的に大事になるのは、なんだかんだ言って「国民/地域住民各々の意識」です。
繰り返しになりますが、物理的にも心理的にも必要最低限の備えは欠かさないようにしましょう。

…という話をしたところで、本題は「水防災意識社会再構築ビジョン」の話題の続きです。

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「水防災意識社会再構築ビジョン」に関する個人的解釈(2)-ハード対策

皆様こんにちは。ピースです。
今年も残すところ、あと4日と数時間になりました。
お仕事、そして新年の準備で皆様忙しいかと思いますが、体調に気を付けて年越しを迎えましょうね。

さて、本題は「水防災意識社会再構築ビジョン」の話題の続きです。
「続き」と言っても、間に一般参賀の報告を挟んだわけですが…

すいません。
改めてこのブログを見直してみると、私は長編記事をきちんと首尾一貫してまとめ切ったケースが本当にほとんどありませんでしたね。
これも、このブログのスタイルということでw

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「水防災意識社会再構築ビジョン」に関する個人的解釈(1)-概要

皆様こんにちは。ピースです。
今日からは前エントリで述べました、「今年中にまとめてしまいたいもう一つの話題」を。

タイトルの「水防災意識社会再構築ビジョン」というキーワード、恐らくこのブログをお読みの皆様方の大半はご存じないと思います。
というわけで、まずは国土交通省による政策紹介のページから。

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資源と国土保全-専門分野など関係なく、「日本国民として」どう向き合うかが問われる問題(3)

皆様こんにちは。ピースです。
昨日の朝の地震、東京もそこそこ揺れましたね。
もう何度も申し上げていることですが、いつどんな災害に見舞われるかわからないのが日本の国土特性です。
前回、「あってはならないことは…」という話もしたばかりです。
「もしも」のときの備えは、普段から十分しておきましょう。

本題へ。
水源地はじめとする用地の外資による買収に関する話題を取り上げたときに、次は11/9の産経新聞1面記事を取り上げるとか言っていたのですが、
その後に憲法トークライブの記事を2分割したことと私の多忙により、ずっと放置状態になっていました。

というわけで、今日はその話です。
(すいません。こちらでも似たことを書きましたが、このブログは速報性については本当にゼロといってもいいですw)

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【参加報告】 第2回TOKYO憲法トークライブ 「シン・ゴジラ」「災害」と憲法を考える(2)

皆様こんにちは。ピースです。
「第2回TOKYO憲法トークライブ」への参加報告ということで、前回は、集会の全体的な雰囲気と、首都直下地震の想定被害規模に関するお話を取り上げました。
今回は、その続き。
というか、ここからが本番です。

2.「あってはならないことは考えてはならない」という日本人特有の考え方について

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