オリンピックのメダルラッシュに思うこと―最重要な共同体は、やはり「国家」

今日はいきなり本題。
それも、拙ブログの記事としては久々に、だいぶ本音で突っ込んだ話題です。

日本選手の応援で物凄く盛り上がったリオオリンピックも、もう閉会まであとわずか。
その最終盤にして、400mリレー銀メダルという快挙が来ましたね!
私もこのことはあちこちで書いていますが、「体格面でどうしても及ばない分は技術面でカバーする」という、まさに日本人らしい発想と、それを実現させるための努力が実を結んだと思います。

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Facebookページ開設のお知らせ、ついでに情報発信のあり方について(2)


急激に普及したブログは、まさに公開手帳、公開日記と言えます。こういうものを利用していくと、楽しみながら”書く力”をつけられます。
書く力をトレーニングするには、大きな楽しみを見つけるべきです。
それを私は、他の人に開かれた場でやることを勧めたいのです。すると、モチベーションが持続するからです。メール、ブログ、メルマガ、ネット販売やホームページなどでこれらのことが可能になったのは、とてもありがたいことに思います。
ただし、必ず自分の名で発信するようにしましょう。匿名で掲示板に書き込む人は、特に日本には多いのですが、安易なはけ口を求めることでは、本当の力はつきません。


皆様お疲れ様です。
昨日、帰省から戻ってきました。
台風が来ていたようで、どうなるかと思いましたが、飛行機もほぼ予定通り発着しました。
今年はオリンピックも高校野球も、とても熱い戦いが続いていますね。

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Facebookページ開設のお知らせ、ついでに情報発信のあり方について(1)


若い人が活字離れしていると言われてからも久しいのですが、先に述べたように、私は逆に書く機会は増えており、相当の文字量を読み書きとして使っているのではないかと思います。
昔ほど、同じことを長い時間、突き詰めて考えなくなったため、一見、深みがないように思えますが、これだけ多様なライフスタイルの中では、逆に多くのテーマについて、短い時間で考えていくように、ずいぶんと安易に気楽に鍛えられていきます。考えた量では同じです。
もちろん、すぐに情報や発言が入手できることにより、テーマの切り口が固定化され、情報操作されているかのように自制(自主規制)することで、考え方が画一化していく傾向にあるのは、仕方ないと思います。
しかし、皆が同じことを考え、同じことを書く社会ほど、恐い社会はありません。
この本では、「皆と違うことを書くことしか、書く意味はない」という趣旨で、一つのことをまわりと同じように考えたり、書いたりしてしまわないように、書くトレーニングを勧めたいのです。


皆様お疲れ様です。
私は昨日から夏休みということで、帰省中です。
休暇は21日までですが、17日には戻ってきて、その後は資格試験の勉強や自宅の掃除をするつもりでいます。

本題ですが、まずは皆様にお知らせです。

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【参加報告】黒田裕樹の歴史講座第55回 「奈良・平安前中期の政治史」

皆様お疲れ様です。
本格的に暑くなってきましたね。
オリンピックが開幕し、早速の日本人選手のメダル獲得の報も聞こえてきています。
日の丸を背負って世界と渡り合う選手の姿は、素晴らしいですね。

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文章の書き方を、コンピュータと人間の脳の違いから見てみる


コンピュータはアドレス方式と呼ばれる方法で記憶します。つまり、記憶する場所があらかじめ用意されているのです。しかも、その場所は数多くの部屋からなり、順に部屋番号(アドレス)が決められています。記憶する事象はその小部屋に個別に格納され、再び記憶を呼び出すときは、部屋番号を指定し、その内容を取り出すという非常に能率的な方法を取っています。
一方、脳では、記憶は神経回路にたくわえられるのですが、実は、同じ神経細胞がほかの記憶にも使われます。なぜなら、一つの神経回路に一つの記憶しか貯蔵できなかったとしたら、記憶の容量はかなり限られてしまうからです。これでは、回路と同じ数の情報しか覚えられなくなってしまいます。ですから、記憶容量を確保するためにも、脳は色々とやり繰りしながら、神経細胞を使い回さなければなりません。
しかし、逆に、この性質が、脳に「人間性」を与えていることに、ぜひ気づいてほしいと思います。保存情報が相互作用するということは、全く異なるものごとを関連付けることができるということです。これはすなわち私たちが行っている「連想」という行為そのものです。さらに、情報を関連付けまったくちがった新しいものが形作られるかもしれません。これこそが「創造」という行為です。私たちが想像したり、思索したり、創造したりという行為は、記憶が相互作用できる神経回路にたくわえられているということの恩恵なのです。そして、もちろん、こうした行為は正確無比を誇るコンピューターには到底できない芸当です。

(池谷裕二『記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶の仕組みと鍛え方』より)


皆様お疲れ様です。
都知事選はまもなく投票締め切り、そして開票ですね。

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読者の皆様にお礼も兼ねて、本ブログの現況報告

皆様こんにちは。

関東もまもなく梅雨明けの様相ですね。
今年の夏は蒸し暑さは強く感じる一方、真夏日・猛暑日はまだ少ないですね。
まあ、これからが本番でしょうか。

東京は都知事選で盛り上がっていますが、何度でも申し上げます。
都民の皆様は、必ず投票に行きましょう!
地方選は往々にして国政選挙よりも下に見られがちですが、地方議会・首長の選択こそが、私たちの生活には直接的にかかわってきます。

それでは、本日の本題です。

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土木史のお話-土木学会誌より(3)

皆様こんにちは。
参院選から1週間が経ちましたが、東京はもう2週間後に都知事選ということで、これからまた注目すべき動きが出てきそうですね。

さて、18歳選挙権の話題を取り上げる前に書いていた、土木史のお話の続きです。
同じ土木学会誌4月号から、今日は過去の2エントリで引用していたものとは、もう少し違う趣向の記事を取り上げてみたいと思います。

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18歳選挙権(2)ー「選挙権」に対応する「義務」とは

皆様こんにちは。
前回の終わりの感じから、もっと早く更新するだろうという雰囲気が見えていたかもしれませんが、投票日前日の滑り込み更新になりました。

もう明日に投票が控えていますが、このブログをお読みの皆様に、お願い2つ。
丸々前回のコピペですが、超重要事項だと考えていますので、もう一度書きます。

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土木史のお話-土木学会誌より(2)

皆様お疲れ様です。

前記事の前置きでは空梅雨とか申し上げていたのですが、先日の地震の影響が今なお残っている九州は、大雨で大変なことになっていましたね。
実は、この土木史と、前記事で言っていた「もう一つの早く取り上げたい話題」(これについては、本エントリの最後で予告させていただきます)が書き上げられたら、本ブログでは初めての、水害について少しまとまった記事を書こうと思っていたんですよね。
ただ、こちらもこちらであまり時機を逃したくない話題だと思いますし、本ブログの更新、一体どうしたものでしょうかね…?
でももちろん、それだけ「知識として学び、そして自分の頭で考える」材料があるのは、嬉しいことでもありますね。

本題は、前記事の続き。

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