Facebookページ開設のお知らせ、ついでに情報発信のあり方について(1)


若い人が活字離れしていると言われてからも久しいのですが、先に述べたように、私は逆に書く機会は増えており、相当の文字量を読み書きとして使っているのではないかと思います。
昔ほど、同じことを長い時間、突き詰めて考えなくなったため、一見、深みがないように思えますが、これだけ多様なライフスタイルの中では、逆に多くのテーマについて、短い時間で考えていくように、ずいぶんと安易に気楽に鍛えられていきます。考えた量では同じです。
もちろん、すぐに情報や発言が入手できることにより、テーマの切り口が固定化され、情報操作されているかのように自制(自主規制)することで、考え方が画一化していく傾向にあるのは、仕方ないと思います。
しかし、皆が同じことを考え、同じことを書く社会ほど、恐い社会はありません。
この本では、「皆と違うことを書くことしか、書く意味はない」という趣旨で、一つのことをまわりと同じように考えたり、書いたりしてしまわないように、書くトレーニングを勧めたいのです。


皆様お疲れ様です。
私は昨日から夏休みということで、帰省中です。
休暇は21日までですが、17日には戻ってきて、その後は資格試験の勉強や自宅の掃除をするつもりでいます。

本題ですが、まずは皆様にお知らせです。

方針はまだわかりませんが、個人投稿と比較してより突っ込んだ話題を取り扱ったり、皆様の投稿のシェアを行ったりする場にしたいと考えています。
日本の根底にある問題、そして我が国の在り方を考えたいと思う皆様は、ぜひフォローをお願いいたします。

そして、今日はそれにも関連したお話。
そしてその記事も引用した2つ前のエントリでは「文章を書く」ということについて、脳科学の本を引用して取り上げました。
で、今日はまさに「書く力」のことについて取り上げた本からの引用です。

私がコミュニケーションの要素の中で、「書く」ということを重要視した理由は?というと、
思いっきり理系脳に振り切れていて、土木系の中では比較的そんな人向けな職場にいる私ですが、それでも「どちらかというと、計算力よりも文章力を問われる機会の方が多い」という印象が強いからです。
(まあ、前者は持っていて当たり前であり、後者で本質的な差が出るという一面もあるにはあるでしょうが)

そして、実際に文章を書く機会はどうか、といいますと、ペンを握って文字を書く機会は(少なくとも学生時代よりは)かなり少なくなりました。(だから、手書きの時は漢字の間違いには気を使わないといけないのですが…)
そして、仕事以外ではTwitterやFacebook等のSNS、そして本ブログでの投稿と、ほぼ全てが端末を通しての情報発信と言うことになると思います。
中でも、SNSでの投稿は、「多くのテーマについて、短い時間で考え」ての投稿、本ブログでの投稿は、「同じことを長い時間、突き詰めて考え」ての投稿を主としている、ということになりますね。

最初の自己紹介を除いて古いエントリの大半は削除していますが、このブログを始めてからもうしばらくで丸5年です。
最近は多少さくっと読める記事も書き始めたかもしれませんが、どちらかというと程度の高い問題を取り上げ、かつ本音で切り込んだ記事が多かったと考えています。

では、引用で言われている「皆と同じこと」って、本ブログの視点から言うと何か?
私は「テレビ・新聞が言っていること」だと考えます。
そしておそらく、本ブログをずっとお読みになっている方であれば、この見解はほぼ同じでしょう。

しかし一方で、私があるとき、ふと思ったこと。
ネット上に載る意見も、自分が「大マスコミに対して、どちらかというと批判的な人」の意見を集めたいと思ってフォローする人を選んで、そこから賛同を得たいと考えているんだったら、結局のところ「『皆と同じ事しか考え、書く』ことしか出来ていない」ことになってしまうんですよね。

これに対して、私はどう考えるか?
字数制限があり、かつ同じ人の投稿を時系列で続けて読むのにはあまり向かないという性質のある Twitterは、多かれ少なかれそんな面があってもしょうがないと考えています。
そして、私はFacebookの個人投稿に関しては、本名投稿、友達になっている方のほぼ全員に私の素性が知られているという性質上、日常的な話題と当たり障りのないネット記事の引用がほとんどで、そもそも政治や言論とか、その他深く掘り下げるタイプの話題をとりあげるのを控えめにしています。
(といっても、その公開範囲については、こちらで書いたとおり以前よりもかなり拡大してきましたし、最近は友達になっている方全員に向けた投稿も多いですが。)

となりますと、「皆と違う」、と言いますか、根底の問題意識では皆様と同じものを持ちながらも、自分の色を出せる場は、個人ブログとFacebookページという事になりますね。

そんなわけで、こちらのページについては、「基本的な問題提起の方向性については本ブログに賛同しているけど、色々疑問点や考え方の異なるところがある」という方にこそ、(当然ながら、リアクションやコメントをつける際には、最低限のルールとマナーが守れるという条件は付きますが)フォローしていただけるとうれしく思います。
(まあ、本ブログとは完全に真逆な考えをお持ちの方でも同じですが、今のアクセス数をみる限り、たぶんそんな方に読まれている事はないと思いますので…w)

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