度重なる痴漢冤罪事件、そして山手線防犯カメラ導入の発表に思うこと(2)

皆様こんにちは。ピースです。
今日は少し重めの前置きから入らせていただきます。

テロ等準備罪(いわゆる「共謀罪」)を含む改正組織犯罪処罰法が成立しましたね。
確かに、私自身もこの法案については、「間違った運用がなされれば」治安維持法もビックリの悪法になる可能性は、無きにしも非ずとは思います。
これは以前も申し上げているかと思いますが、どんな政策・法案であれ、「成立した後の動向のチェック」こそが、欠かせないことです。

しかし、一方でですねえ…
これまで私は、この法案については「監視社会の誕生だ!!」とか煽っておきながら、自分や味方側の人間が気に入らない人間の言動を監視し、そして何かあれば徹底的に叩くということをさんざんやってきた、そんな連中を、きつい言葉も申し上げて批判してきました。
そして、そんな大マスコミやら、「反レイシズム系」の組織やらを味方につけている野党の今回起こした行動には、本気で腹立たしく思いますね。
「牛歩戦術」については、ルール無視で票をねじ込んだ議員もいるとかいう話で、「この方々は一体全体、議会制民主主義を何と思っているのか!?」という気持ちにさせられました。
そして、今回の話に思いっきり関連したところですが「女性議員たちで壁を作って、体に触れたらセクハラだとか騒ぎ立てる」ことを考えていたとか、いかにも都合のいいときだけ女を利用しようとする偏向フェミニストの連中がやりそうなことだなあと思うんですよ。
はっきり申し上げまして、私は「テロ等準備罪」などよりも、そんな連中が成立させようと画策していた「人権侵害救済法案」なる法案の方が、何十倍、いや何百倍も監視社会につながる危険性は高いと考えます。

…という話をしたところで、本題に行きましょう。

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度重なる痴漢冤罪事件、そして山手線防犯カメラ導入の発表に思うこと(1)

皆様おはようございます。ピースです。
前回に引き続き、朝の更新です。
夏至も近づいてきましたし、この時期はこの習慣をつけるのがいい気がしますね。
冬場は、あちこち転載(あるいは自動連携機能の確認)する作業のために早起きするのはちょっと辛いですが。

さて、本題。
Twitterやはてブはともかくとして、FB、ブロサー他あまり政治・社会色のない所からいらっしゃった方は、タイトルだけで
「えっ!このブログでこの話題取り上げるのか!?しかも分割・複数記事で!?」
と思われた方も、きっと多数いらっしゃったことでしょう。
(と言っても、FBは個人アカウントでも、軽く予告していたのですが…)

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百田尚樹氏講演会中止の一件について

皆様おはようございます。ピースです。
今日はまた珍しく、朝の更新。

まずは、日頃ブログサークルからいらっしゃっている皆様にお礼。
私の主催する、「理系ブロガー」サークルの参加者が、50名を越えました!
まあ、私も思いっきり理系脳な人間で、文章を書くことには学生の頃から苦手意識を持っていました(というか、正直なところ、今でも持っています)が、そんな私がこんなブログをやっているのですから、人間どう変わるかは分からないものですねw

で、前回までの技術者らしさ全開なシリーズを締めたというところで、今回は思いっきり文系な話題です。

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「朝日新聞は言論テロ」に対する「いいね!」の一件について

皆様こんにちは。ピースです。
IoTのことも、まだまだ取り上げたい土木学会誌の記事はたくさんあるのですが、そちらはちょっと一旦置いておきます。
というのも、これは正直、「えぇ…」と思ってしまいましたので。
本ブログでこれだけ鮮度の高い話題を取り上げるのは、結構珍しいと思います。

まあ、タイトル通りですが、5/22産経ニュースから、こちらのお話です。

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八田與一像の修復および慰霊祭について、産経新聞より

皆様こんにちは。ピースです。
5月も中旬になり、昼間は少し暑く感じる日も出てきましたが、朝晩はまだ薄着では厳しそうですね。
私の周りも風邪を引いた先輩方が複数名いるので、皆様もお気をつけてお過ごしくださいね。

さて、今日の本題はタイトル通りですが、5/9の産経新聞8面からの引用です。
(この話題も、事件発生時にはなるべく早く触れたいと思っていたのですが…)

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「言論の自由」あるいは「思想・信条の自由」に関する私的解釈

・「Whyを5回」
 超有名で知っている人が多いにもかかわらず、実際に使っている人が少ないフレームワークです。ほとんどの人が、目に見えている表層的な事象に対して、Why-Why-Whyと深堀りをせずに表層的なアクションを決めてしまっています。コストを削減せよ、と言われたときにオフィスの電気を節電する、とすぐに言ってしまうのがこのパターンです。大抵、目に見えている事象は表層レベルのことです。その段階でアクションを決めてしまっては、表層部分のアクションにしかなりません。深層にまでたどり着いたアクションこそが、最大の成果をもたらします。

(木部智之『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』より)

 なぜ電力は東日本は50Hzで西日本は60Hzなのか?
 (→東日本と西日本で別々の会社が電力事業を始めた際、異なる基準を採用した。それが後に統一されたため)

 なぜオーストラリアの首都はキャンベラなのか?
 (→シドニーとメルボルンが首都の座を争い、その結果中間地点にあるキャンベラに首都を置くことになった)

 これらの質問に対する答えは、見ればなんとなく納得して終わってしまっていますが、実は単なる言葉の置き換えである「言い換え型」であったり、それ以上「なぜ?」の突っ込みようがない「そう定義されているから」といった「起源説明型」であることが非常に多いのです。つまりWhy一回型であり、What型と同じだということです。

 逆に言えば、なぜを一回で終わらせずに、これらの例で言えば、なぜ「東日本と西日本で別の会社が事業を始めたのか?」、なぜ「シドニーとメルボルンが争ったのか?」というふうに「なぜ?」をさらに繰り返していくことにより、テーマによっては単なる事実という「点」が、因果関係という「線」になっていく可能性もいくらでもあります。そうすれば、こうした因果関係の「線」というのは、たとえば他の世界でも同様の事例があったときに応用が利くようになるのです。
 ここまで読み終えた方は、なぜ「『なぜ』は5回繰り返さなければならないのか?」の意味をおぼろげながら思い浮かべることができるのではないかと思います。Why型思考の世界を本当の意味で堪能するためには扉を何枚も開ける必要があるのです。

(細谷功『「Why型思考」が仕事を変える』より)

皆様こんにちは。ピースです。

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平成29年憲法記念日、言いたいことは去年と完全に同じですが

皆様こんにちは。ピースです。
休日とはいえ、珍しく朝の更新でビックリされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
プライベートで面倒なことや気分の悪くなるような話ばかりで少しばかりふさぎ込んでいましたが、ようやくだいぶ落ち着いてきました。
前回お話したとおり、連休は特に旅行の予定等もないので、自宅で掃除、そして積んでいる本を片付けながら、このブログの記事起こしも少しずつやっていきたいと思います。

さて、本日は憲法記念日です。

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アパホテル「南京大虐殺否定本」の一件を考える(2)

最速で答えにたどり着くために「まず」必要なこと。それは、「正しい情報」をインプットすることです。インプットが間違っていると、結局、すごろくで言う「振り出しに戻る」状態で、正しい事実を捉えるところからやり直さなければならなくなります。
最近は「今は正解のない時代だ。だから自分の頭で考えよう」ということがよく言われますが、自分の頭で考える前に絶対に必要なのが、事実を正しく把握することです。事実を間違って捉えたままの状態でいくら考えても、それは結果的に考えたことにはなりません。

皆様こんばんは。ピースです。
もう少しで3月ということで、昼間は若干暖かい日も出てきましたね。
でも、夜は相変わらず冷えますので、やはり体調には十分気を付けましょうね。

本題は、前回の続きです。

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アパホテル「南京大虐殺否定本」の一件を考える(1)

信念や深い信条を曲げることはない。ただ新しい考え方に心を開くだけでいい。そうすれば、自分とちがう考え方を排斥しようとするストレスが軽くなる。この練習は新しい興味を抱かせるだけではなく、他人の無邪気さを見る練習、自分に忍耐力をつける練習にもなる。
自分とちがう考え方に一つの論理を見いだそうとつとめることで思慮深くもなれる。私と妻は、アメリカのもっとも保守寄りの新聞ともっともリベラルな新聞を購読している。どちらも私たちの視点を広げてくれている。

皆様こんにちは。ピースです。
2月も後半に差し掛かりました。
少しずつ寒さが和らいでくるかと思えば、一昨日の東京は冷たい雨でしたね。
こちらも変わらずきつい時期ですが、もうひと踏ん張りです。

さて、本日はこちらでお話しておりました、アパホテルの一件についてです。

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専門・現場と管理・経営という立場の違いについて-日本将棋連盟の問題に思うこと

皆様こんばんは。ピースです。
なんか、北朝鮮がとんでもない事態になりましたね。
Twitterでも拉致被害者全員奪還というハッシュタグを入れたツイデモが毎週なされています。
日本にとっても、こういう国が物理的には近い位置にあるということ、決して他人事ではありませんね。

さて、本題は、これとは全く別の話題。
ただし、講演会の参加報告がずっと続いていましたが、今日は久々にニュースからの話題です。

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