皆様おはようございます。ピースです。
前回に引き続き、朝の更新です。
夏至も近づいてきましたし、この時期はこの習慣をつけるのがいい気がしますね。
冬場は、あちこち転載(あるいは自動連携機能の確認)する作業のために早起きするのはちょっと辛いですが。
さて、本題。
Twitterやはてブはともかくとして、FB、ブロサー他あまり政治・社会色のない所からいらっしゃった方は、タイトルだけで
「えっ!このブログでこの話題取り上げるのか!?しかも分割・複数記事で!?」
と思われた方も、きっと多数いらっしゃったことでしょう。
(と言っても、FBは個人アカウントでも、軽く予告していたのですが…)
ですが、私自身ももちろん、ラッシュアワーの影響を受ける通勤者として、決して無関係な問題ではないわけです。
そしてもう一つ、専門分野は全く違おうと、「土木系技術者」、すなわちインフラのプロであることを名乗っている人間でもありますからね。
そんなわけで、このブログでも、この話題を取り上げるのはもう時間と機会の問題と思っていました中、複数の事件をきっかけにTwitterで急激に取り上げられだし、その中には賛同出来る意見/出来ない意見色々ありという感じでした。
そういう経緯があって、私も独立した記事を立てて、まとまった文章にすることで物申したいと思った次第です。
恐らく、最近で話題に上がったのは、平井駅の件 、そして青葉台駅の自殺事件だと思います。
特に、後者は半分「真相は闇の中」という感じ、つまり実際のところ「冤罪」だったかどうかは全く分からずという状況下だった中、「痴漢冤罪」なるトレンドタグが上がったくらいですから、それだけ社会的インパクトは凄まじかったということですね。
本当に、こういう事件が起こるのは、(もちろん、「これまで本当に痴漢の被害に遭った女性の方も含めて」ということも、きちんと申し添えます)、精神的にも、社会的にも大きな苦痛になりますね。
さて、この問題、「どんな方向から取り上げましょうか?」という話ですが、
ここで、皆様に2つの質問をしてみましょう。
- 「痴漢冤罪対策に男性専用車を導入すべき」という意見に賛同されますか?
- 今実際に導入されています埼京線に続いて、山手線に防犯カメラ導入という発表がされましたが、これをどう考えますでしょうか?
順番に私の見解を述べさせていただきますが、2については次回に回します。
というわけで、1についてなのですが…
これ、結論から言うと、私は賛同できません。
というか、もっと厳しい言い方をさせていただきますと、これほど「男女平等」以外の事に対しては何一つ思慮分別の感じられない意見はないと考えます。
私もこのブログでは、別の偏向フェミニズム系の問題として、東大の家賃補助の件を取り上げた時、PC版の右カラムのリンク集で「女性専用車両に反対する会」という会のサイトにリンクを貼っている経緯もお話しました。
それに、確かに「女性専用があって男性専用がないのは男性差別だ!現代のアパルトヘイトだ!」という意見自体は、完全に正論だと思うんですよ。
もう、これに関しては、はっきり言って「普段はジェンダーフリーとか言っておきながら、こういう時に『男性側が被害者』という事例が発生したらだんまりを決め込む連中には、なんか反論を仰っていただきたい」ということしか、言うことはないです。
(でも、ついでに言えば、上にリンクを貼ったエントリで述べたのと同じ論理で、「見方を変えると、『女性っていうのはそういう風にしないと守れない』という認識を植え付けるようなことをするのは女性差別じゃないの?」という言い方もできますよね。)
では、本題として、それを認めたうえで、「冤罪対策に男性専用車を」という意見に賛同しないといった理由は何か?ということですが、その理由を述べましょうか。
皆様はよく、人身事故等の大幅な遅延が発生したときなどに、「本日、女性専用車両を中止します。〇号車はどなたでもご乗車いただけます。」というアナウンスを聞いたことがありませんでしょうか?
これ、私は本気でおかしいと思います。
ここが最初に「インフラのプロ」ということを言ったことにつながるわけですが、
「公共(交通)機関」である以上、(少なくとも、同じ料金を払えば)「誰でも乗車できる」というのが当たり前なんじゃないの??
ということですよ(これが、少なくともレディースデーなどとは決定的に違うところとも言えますね)。
それを、そんな手前勝手な都合で、例えば本来10両編成の電車だったら、その条件を満足するのは、今「女性専用車」が導入されて9両、そして「男性専用車」が導入されたら8両っていうことになるんですか?
しかも、この少子化・共働きのご時世に、職場結婚/カップルの方々を余計冷遇するようなことまでやることになるんですよ!?
私はそんな無分別なやり方、断じて認めたくないですね。
ここまで書いたところで…
まあ、このブログをお読みの皆様ですから、
「反対意見しか言わない奴は野党共闘の連中だけでもうたくさんなんだよ!!
痴漢だろうが冤罪だろうが、お前は何か代わりになる対策を考えてんのか!?」
という方も、たくさんいらっしゃるでしょう。
…「野党共闘の連中」は、勢いで書いただけなので置いとくとしましてw、
それについて私の回答を述べますと、究極のところは「混雑緩和」しかないと考えます。
ですので、次回の最後でも、これを一言付け加える形での締めになるでしょう。
ただし、「それと組み合わせれば、効果が現れると私が考えている代替案」は、他にあります。
そしてそれに、2の質問への私の回答が大きく絡む、ということです。
言いたい放題だけ言って、なんかモヤモヤ感の残る終わり方ですみませんが、続きは次回。
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