将棋竜王戦のカンニング問題の話(2)

高校受験や大学受験、あるいは中間テスト、期末テストなど、学生の時に受ける試験というのは、記憶力を頼りに、すべて自分の力で解かなくてはいけません。試験中に教科書や資料を見てしまったら、それは「カンニング」ということで、厳しく罰せられます。
しかし、社会人になると、本や資料を一切見てはいけない、完全に自分の記憶だけで解決しないといけない場面というのは極めて少なくなります。社会人でも、昇進試験や資格試験などを受験する人もいるでしょうが、日常的な業務においては、何を調べても、何を見てもいい。いわば、「カンニング自由」が社会人のルールです。
学生の頃は、「カンニングしたい!」という衝動にとらわれたのに、社会人になったとたん、それを忘れてしまいます。
「なんで業務マニュアル読んでないんだ!」
「こんな基本的なこと、本で調べておけよ!」
「昨日配った資料、全然読んでないじゃないか!」
「わからなければ、まずGoogleで検索しろよ!」
と、マニュアル、本や資料、ウェブサイトなどに目を通していないせいで、こっぴどく叱られたという経験は、誰でもあると思います。
社会人は、「カンニング自由」!この素晴らしい特権を、私たちはもっと活かすべきではないでしょうか。

皆様こんにちは。
早く更新したいと思っていましたが、仕事他いろいろの事情で、あいにく中5日経ってしまいました。
今日は、前回の竜王戦カンニング疑惑についての続きなのですが、冒頭は以前にも別の本から引用した、精神科医の樺沢紫苑さんの本からの引用です。

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速聴の勧め

皆様こんにちは。

このブログ、今年に入ってから色々な話題を取り上げるようになりました。
それで、タイトルが徐々に長くなる傾向にあったので、今日はたった5文字のタイトルで個人的に何となく違和感を感じますw
そして、自己啓発に関する話題も、これまた結構久しぶりな気がします。

この「速聴」という言葉。

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「物への執着から離れ、心を鍛錬することの大切さ」ー初期仏教長老の教えから

とかく、人は「何かがあるから安心だ」という考えにとらわれがちです。
しかし、どんなに豊かな財産を築いても、それが永遠に残ることはありません。そして、大きな自然災害が襲ってきたら、いとも簡単に壊れてしまうのですよ。
そもそも、私たちは自然を管理することなどできません。自然の猛威にさらされたら、家や財産が奪われるのも仕方がないことです。
もし壊れてしまったら、またつくればいい。ただそれだけのことです。
そのときに大事なのは、精神が一緒に壊れてしまわないことです。
地震や津波でものが壊れてしまったからといって、心まで壊されてはいけないのです。
私たちは自分の心しか管理しようがないのです。
だからこそ、心を管理する。
管理・制御のきかないもの(自分の外側にある仕事や他人、自然、病気など)に目を向けるのではなく、管理可能な自分の精神に目を向けて、鍛錬してください。
私たちが豊かに生きていくうえで、それが最も合理的な方法なのですから。

2日連続の更新、本ブログでは珍しいですね。
まあ、本当は前エントリのフォーラムの参加報告をもう少し早くやりたかったのですが、何やかやで参加から5日ほど経ってしまいましたものでw

今日の冒頭の引用ですが、まずは著者についてのお話から。

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Facebookページ開設のお知らせ、ついでに情報発信のあり方について(2)


急激に普及したブログは、まさに公開手帳、公開日記と言えます。こういうものを利用していくと、楽しみながら”書く力”をつけられます。
書く力をトレーニングするには、大きな楽しみを見つけるべきです。
それを私は、他の人に開かれた場でやることを勧めたいのです。すると、モチベーションが持続するからです。メール、ブログ、メルマガ、ネット販売やホームページなどでこれらのことが可能になったのは、とてもありがたいことに思います。
ただし、必ず自分の名で発信するようにしましょう。匿名で掲示板に書き込む人は、特に日本には多いのですが、安易なはけ口を求めることでは、本当の力はつきません。


皆様お疲れ様です。
昨日、帰省から戻ってきました。
台風が来ていたようで、どうなるかと思いましたが、飛行機もほぼ予定通り発着しました。
今年はオリンピックも高校野球も、とても熱い戦いが続いていますね。

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Facebookページ開設のお知らせ、ついでに情報発信のあり方について(1)


若い人が活字離れしていると言われてからも久しいのですが、先に述べたように、私は逆に書く機会は増えており、相当の文字量を読み書きとして使っているのではないかと思います。
昔ほど、同じことを長い時間、突き詰めて考えなくなったため、一見、深みがないように思えますが、これだけ多様なライフスタイルの中では、逆に多くのテーマについて、短い時間で考えていくように、ずいぶんと安易に気楽に鍛えられていきます。考えた量では同じです。
もちろん、すぐに情報や発言が入手できることにより、テーマの切り口が固定化され、情報操作されているかのように自制(自主規制)することで、考え方が画一化していく傾向にあるのは、仕方ないと思います。
しかし、皆が同じことを考え、同じことを書く社会ほど、恐い社会はありません。
この本では、「皆と違うことを書くことしか、書く意味はない」という趣旨で、一つのことをまわりと同じように考えたり、書いたりしてしまわないように、書くトレーニングを勧めたいのです。


皆様お疲れ様です。
私は昨日から夏休みということで、帰省中です。
休暇は21日までですが、17日には戻ってきて、その後は資格試験の勉強や自宅の掃除をするつもりでいます。

本題ですが、まずは皆様にお知らせです。

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文章の書き方を、コンピュータと人間の脳の違いから見てみる


コンピュータはアドレス方式と呼ばれる方法で記憶します。つまり、記憶する場所があらかじめ用意されているのです。しかも、その場所は数多くの部屋からなり、順に部屋番号(アドレス)が決められています。記憶する事象はその小部屋に個別に格納され、再び記憶を呼び出すときは、部屋番号を指定し、その内容を取り出すという非常に能率的な方法を取っています。
一方、脳では、記憶は神経回路にたくわえられるのですが、実は、同じ神経細胞がほかの記憶にも使われます。なぜなら、一つの神経回路に一つの記憶しか貯蔵できなかったとしたら、記憶の容量はかなり限られてしまうからです。これでは、回路と同じ数の情報しか覚えられなくなってしまいます。ですから、記憶容量を確保するためにも、脳は色々とやり繰りしながら、神経細胞を使い回さなければなりません。
しかし、逆に、この性質が、脳に「人間性」を与えていることに、ぜひ気づいてほしいと思います。保存情報が相互作用するということは、全く異なるものごとを関連付けることができるということです。これはすなわち私たちが行っている「連想」という行為そのものです。さらに、情報を関連付けまったくちがった新しいものが形作られるかもしれません。これこそが「創造」という行為です。私たちが想像したり、思索したり、創造したりという行為は、記憶が相互作用できる神経回路にたくわえられているということの恩恵なのです。そして、もちろん、こうした行為は正確無比を誇るコンピューターには到底できない芸当です。

(池谷裕二『記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶の仕組みと鍛え方』より)


皆様お疲れ様です。
都知事選はまもなく投票締め切り、そして開票ですね。

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読者の皆様にお礼も兼ねて、本ブログの現況報告

皆様こんにちは。

関東もまもなく梅雨明けの様相ですね。
今年の夏は蒸し暑さは強く感じる一方、真夏日・猛暑日はまだ少ないですね。
まあ、これからが本番でしょうか。

東京は都知事選で盛り上がっていますが、何度でも申し上げます。
都民の皆様は、必ず投票に行きましょう!
地方選は往々にして国政選挙よりも下に見られがちですが、地方議会・首長の選択こそが、私たちの生活には直接的にかかわってきます。

それでは、本日の本題です。

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「慣性の法則」


いままで自分がやってきたことを、しっかり継続することが
イチローという選手の能力を引き出すためには
はずせないことです。

スポーツや芸術分野で卓越した人たちの共通点は、毎日「同じ時間に同じ場所で同じこと」をやり続けること。
イチローも素振りのような基本練習を、毎日欠かさず繰り返したから、安定して好結果を出し続けることができた。

「慣性の法則」を学んだことがあるだろう。これは外力を加えない限り、止まっている物体は止まり続け、高速で走る物体は高速で走り続けるという物理学の法則だ。
この法則のように、自分を成長させるための習慣をいったん定着させてしまえば、それは延々と繰り返され、どこまでも成長していける。
(児玉光雄『この一言が人生を変える イチロー思考』より)


皆様お疲れ様です。
熊本の地震、凄かったですね。
もう1週間以上経ってしまいましたが、この地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、また被災された方々へのお見舞いを申し上げます。

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「知識」と「考え方」


子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。
(子曰く、学びて思はざれば則ち罔(くら)し、思ひて学ばざれば則ち殆(あやう)し。)
(『論語』より)


皆様こんにちは。新年度になりました。
お気持ちも新たに、お仕事やお勉強に励んでいることと思います。

私も社会人として2年目を迎えたわけですが、そんな4月の最初の更新。
どんな記事を書こうかと考えた結果、今回はこの引用です。
中学や高校の漢文の教科書でも取り上げられることが多い、超有名な一節ですね。

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「アウトプット力」をどうやって鍛えるか?

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文章力を鍛える方法とは、インプットとアウトプットを繰り返すことです。
アウトプットを前提にインプットを行い、インプットをしたらアウトプットをする。
それをフィードバックして、また別のインプットをしていく。
(樺沢紫苑『読んだら忘れない読書術』より)

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皆様お疲れ様です。

12月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
東京も本当に寒くなりましたね。
私が7月に引っ越してきた今の家も、前のところよりも日当たりがよくないのがネックなので、暖かくして過ごす方法をいろいろ思案中です。

先日、外部投稿の論文が無事に通り、今度3月に口頭発表です。
会社のほうも繁忙期ですが、論文は(共著ですが)今の所属で私の名前を出しているので、今までよりしっかり準備を整えないと、ですね。

さて、論文や口頭発表と言えばですが、

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