土木系の業界に勤める者として思う、「現場を見て知る」ことの大切さ

リーダー自身も現場をよく知っていることは重要です。
どんどん変化する今の市場で、どんな戦略を取るべきかを判断するには現場を知らねばなりません。
メンバーと「結果のコミュニケーション」を行うためにも、現場を知っていてメンバーに適切な投げかけができなくてはいけません。普通、メンバーの方が担当現場を知っていますから、メンバーから「この店はこういう理由でできないのです」と言われると会話はそこでストップしてしまいます。メンバー以上に現場を知らなければ会話が成立しないと思い、F課長はひとり黙々と現場を巡っていました。
(田村潤『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』より)

皆様お疲れ様です。ピースです。
年度を跨いだ割に、なかなか週1ペース以上には更新頻度を上げられないこのブログですが、実は、取り上げたい話題については結構積み気味です。
何とか、時間を見つけて文章にしていきます。

さて、今日は熊本地震の本震から2年です。 2年前には、4エントリ分割で、当時の新聞記事を取り上げ、様々な視点から私見を述べさせていただきました。

熊本県地震の話題(1)

熊本県地震の話題(2)―ハード対策の限界、そしてソフト対策の重要性について

熊本県地震の話題(3)―地盤に関する話を、私の経験談も交えつつ…

熊本県地震の話題(4)―一番大事な資源、それは何といっても「水」

そして、1年前の今日も、記事を書かせていただきました。

熊本地震から1年

ですが、国土強靭化とか、そういう視点の話は、この地震の話題以外でも、今まで頻繁にこのブログで取り上げてきましたので、今日は少しばかり、今までとは違う切り口でのお話をしてみたいと思います。

私の勤務先の会社でも、新入社員研修が完了し、そして後輩達が各々の部署に配属されました。
私自身はもう社会人4年目となったのですが、
3年前の入社式の日に役員の方々から聞いた話の中で、印象に残っているものの一つが、
「現場を歩いて見るということを大切にしてほしい」
ということでした。

先月の東日本大震災から7年の時には仕事が立て込んでいて文章にする時間が全く取れなかったのですが、昨年の秋ごろ、私はその「震災の爪痕」が残る岩手県の沿岸を、この目で初めて見てきたことがあります。
6年半でよくここまで復興したなあと思う印象を受ける反面、やはり更地や瓦礫の跡と思しき場所もあり、コンビニがプレハブ小屋のような建物になっている場所もありました。
さらには、被災地付近のやや高い位置にある樹木を見ると、下から途中まで樹皮がめくれたような跡があるのを確認できるなど、当時起こっていたことの凄まじさを感じさせられましたね。

私は、普段はデスクワーク中心の仕事ですが、だからこそ室内で図面や資料から読み取れる事だけではわからない「現場を見て知る」ことの大切さを知る機会は、今後ますます増えていくと考えています。
そして、冒頭の引用、このキリンビールの支店の本も、そこそこ話題になった書のようですが、この本では「リーダーこそ」ということが書かれていますね。
私もこの業界での「リーダー」を目指す者として、そういう現場での生の体験から「気付き」を多く体得できるようになりたいものです。

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