【参加報告】R020913_黒田裕樹の東京歴史塾「明治時代⑧」

皆様お疲れ様です。ピースです。
11月ももう下旬になりました。
本格的な冬が近づいている感じで体調を崩しやすいということもあります。
私自身もそうですが、気を付けて過ごしましょう!

さて、本日は黒田裕樹先生の東京歴史塾の参加報告です。
実は、つい先日(11/22)も、これの続編にあたる「大正時代①」をオンラインで受講したのですが、参加する前にアップしようと思っていた前々回、9/13の講座「明治時代⑧」の報告を書きそこなっていたので^^;

まずは、いつものレジュメの見出しから。

29.思想界・宗教界の動向
30.教育制度の整備と教育勅語
31.学問の発達
32.近代の文学と美術
33.明治期の演劇・音楽と文化事業の推進
34.明治の終焉

私自身は全部には出席できなかった(というより、あいにくながら半分くらい欠席していたと思いますorz)のですが、黒田先生も仰っていたとおり、明治時代だけでも34章という超長編ですね。

今回はまず、「30.教育制度の整備と教育勅語」より

明治5(1872)年に学制が発されたことで義務教育の就学率が次第に上昇しましたが、実学(理論より実用性・技術を重んずる学問のこと)中心で我が国の伝統や道徳が軽視された内容であったことや、授業料が高額なこと、あるいは地方の実情を無視した画一的な統制に対する反発も強いものがありました。

その後、学制に代わって明治12年(1879)に教育令が公布、そして明治19年(1886)に学校令が公布と、この時代の教育に関する制度は、ちょうど7年間隔で動いていた感じですね。

そして、明治天皇が教育勅語を発せられたのが明治23(1890)年ですが、これは大日本帝国憲法という「法律」だけでは、我が国伝統の「道徳」「倫理」に関する教育が軽視されているという事態を重く受け止められてのことでした。
その解説は、ご存じの方も多いでしょうし、このあたりにお任せするとして、この教育勅語、「英・独・仏・の各国語に翻訳され」ているということは、今回初耳でした。
もちろん時代背景に左右される部分はあるものの、まさに、「日本人」だけでなく、「人」としての行動原則を示したものということを示していますね。

で、このあたりを聞いて思ったことですが、
7月の「明治時代⑦」は、資本主義と社会運動、そして技術発展とそれに伴う公害・環境(労働環境も含む)問題という、「実学」重視の内容であったのに対し、

【参加報告】R020809_黒田裕樹の東京歴史塾 「明治時代⑦」 (1)

【参加報告】R020809_黒田裕樹の東京歴史塾 「明治時代⑦」 (2)


この「明治時代⑧」は、「教育」のほか、「自然科学」「文学」「教養」といった「基礎」の面に重点を置いています。
こう書くだけだとあまりイメージが湧かないと思うので、レジュメから義務教育レベルの教科書でも載っているであろう人物名を引用しますと、

哲学:西田幾多郎
医学:北里柴三郎、志賀潔、野口英世
文学:森鴎外、樋口一葉、与謝野鉄幹・晶子夫妻、正岡子規、田山花袋、島崎藤村
音楽:滝廉太郎

などの解説があるほか、
歌舞伎の「団菊左時代」(明治中期ごろで、9代目市川團十郎(ちなみに、あの海老蔵さんが襲名されたのは13代目です)、5代目尾上菊五郎、初代市川左団次らの名優が現れた時代)
や、現在の東京国立博物館、国立科学博物館の設立(東京国立博物館については、当ブログでは以前、「出雲と大和」展を見に行ったお話を書きました。現在の国交省等にあたる内務省系だそうです。ちなみに、もちろん国立科学博物館は今の文科省にあたる文部省系)
などに触れられており、自然・社会科学だけでなく、理系だと特になかなか触れる機会がない人文科学の話題に触れることができたのは面白いところでした。
このあたりも「歴史講座」をされている黒田先生ならではの内容だと思いますし、やはり「実用」と「基礎」、バランスよく学ぶことが大事ですね。

そして、その中で「基礎」に関しては、後の時代に生きる者ほど、学ぶべきことが多いという大変さもありますが、他方で「歴史に学ぶ」チャンスは多いということでもあるという認識を改めて得ることができた内容だったと思います。

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