皆様こんにちは。ピースです。
これから年末以降の繁忙期に向けて、こちらは毎週社内打ち合わせが2つ3つ入るような感じになってきました。
ブログも頑張って更新していきたいところですが、更新頻度はどうしても落ちるかと思います。
(まあ、9月10月あたりにペースを一気に上げ過ぎた感じではあるのですがw)
今日の本題は、以前から書こう書こうと思っていながら、なかなかまとめられずに1か月以上経ってしまった話題です。
じつのところ、研究によれば、内向型の人々は外向型の人々よりも、オンライン上で親や友人が読んだら驚くようなことまであきらかにし、「本当の自分」をさらけ出し、オンラインの会話により多くの時間を割くことがわかっている。彼らはデジタルコミュニケーションの機会を歓迎する。200人収容の講義室では絶対に手を挙げて発言しない人が、ブログではためらいなく2000人はおろか200万人を相手に語っていたりする。初対面の人に挨拶するのもままならない人が、オンライン上では生き生きと自分をアピールし、その関係を現実世界にまで広げたりもする。(スーザン・ケイン『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』より、原文は縦書き漢数字)
高校受験や大学受験、あるいは中間テスト、期末テストなど、学生の時に受ける試験というのは、記憶力を頼りに、すべて自分の力で解かなくてはいけません。試験中に教科書や資料を見てしまったら、それは「カンニング」ということで、厳しく罰せられます。しかし、社会人になると、本や資料を一切見てはいけない、完全に自分の記憶だけで解決しないといけない場面というのは極めて少なくなります。社会人でも、昇進試験や資格試験などを受験する人もいるでしょうが、日常的な業務においては、何を調べても、何を見てもいい。いわば、「カンニング自由」が社会人のルールです。学生の頃は、「カンニングしたい!」という衝動にとらわれたのに、社会人になったとたん、それを忘れてしまいます。「なんで業務マニュアル読んでないんだ!」「こんな基本的なこと、本で調べておけよ!」「昨日配った資料、全然読んでないじゃないか!」「わからなければ、まずGoogleで検索しろよ!」と、マニュアル、本や資料、ウェブサイトなどに目を通していないせいで、こっぴどく叱られたという経験は、誰でもあると思います。—社会人は、「カンニング自由」!この素晴らしい特権を、私たちはもっと活かすべきではないでしょうか。
1998年の長野オリンピックの時の話です。何しろオリンピックですから、観戦客やら報道陣やらたくさんの人たちが、どっと長野に押し寄せました。長野での主な移動手段はタクシーです。地元のタクシー会社は、あっという間に予約で満杯に。どのタクシー会社のタクシーも「貸し切り状態」になったのです。そんな状況の中、たった1社だけ「貸し切りお断り」をつらぬいたタクシー会社がありました。長野市に本社を持つ「中央タクシー株式会社」です。当初は、同社も貸し切り予約を受けていたそうです。しかし、ひとりの社員がこんなことを言ったのです。「オリンピックの大会中、いつもうちのタクシーで病院に通っている、あのおばあちゃんはどうするんだろう?」その言葉がきっかけになり、社員たちの間で「いつも自分たちのタクシーを使ってくれている地元住民の足を守らないでよいのか?」という議論が起こります。それを受けて、経営者は、「オリンピック期間中も、貸し切りを断って通常営業を続ける」という決定をしたのです。もちろん、こんな英断を下したのは中央タクシーだけ。他社は期間中、いつもの3倍を売り上げました。期間中は、まさに中央タクシーだけが「一人負け」。でも、オリンピックはあっという間に終わります。オリンピック特需に沸いたタクシー会社は、その閉幕とともにお客を失いました。一方、地元の人たちの足を守り抜いた中央タクシーだけは、オリンピックが終わってもビクともしませんでした。いや、それどころか、オリンピックの前までは他社のタクシーを使っていた地元民たちまでも、中央タクシーに乗ってくれるようになったのです。
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ノーベル医学賞 大隅氏細胞の自食作用解明オートファジー がん発症と関連スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2016年のノーベル医学・生理学賞を、飢餓状態に陥った細胞が自らのタンパク質を食べて栄養源にする自食作用「オートファジー」の仕組みを解明した東京工業大の大隅良典栄誉教授(71)に授与すると発表した。生命活動に欠かせない基本的な現象を明らかにし、医学や生物学の進歩に大きく貢献した功績が評価された。(10/4産経新聞1面より)