九州豪雨の被害に思うこと(1)-概要

皆様おはようございます。ピースです。

今週の後半は、某所に現地踏査・観測および計測機器の設置に行ってまいりました。
途中で雷雨があって車内退避(社用車での移動だったので)を余儀なくされたり、熱中症で少し具合が悪くなりそうになったりもしましたが、何とか全作業を無事に完了しました。
皆様も、夏場の事故・災害にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

…という前置きに関連して、今日からはまた専門色全開で、九州豪雨の話題をシリーズにしたいと考えています。


今日の引用は、7/13の産経1面より。

九州豪雨 死者29人に
1週間 首相 「最短で激甚指定」

福岡、大分両県を襲った九州北部の豪雨から12日、1週間を迎えた。福岡県警によると、朝倉市で12日、4人が心肺停止の状態で見つかり、全員の死亡を確認。死者は計29人になった。約20人と依然連絡が取れず、自衛隊などが捜索を続けた。約1300人が避難を続けている。
安倍晋三首相は12日、被害状況把握のため大分、福岡両県を視察後、朝倉市で記者団に対し、政府が復旧費用を支援する激甚災害の指定を「一刻も早く行いたい。国、自治体が一緒になって最短で作業を進めていく」と表明した。

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九州北部の豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市の杷木地区で、
犠牲者を悼み黙祷する安倍首相(中央)

このブログでは、水害に関しては、昨年のあの異例な動き方をし、岩手県などで被害が発生した台風10号の話題、そしてその年末には、政策面の話として「水防災意識社会再構築ビジョン」について、ハード・ソフト対策の両面から取り上げました。
しかし、そういった災害の教訓、そして省庁の動きが十分に反映されるまでには、1年では到底至らず、3年、5年、あるいは10年というタイムラグがあるわけです。

ここで、(もし少なくとも5年もかかるのなら、)「あのスーパー無駄遣いとか言って、国民の生命を守るための事業を仕分け対象にしやがった民主党(現:民進党)のやったことが悪いっていう話じゃねえか!」となるでしょう。
そして、Twitterとか見ると、もう、それを言いたくてたまらんという感じの方々がたくさんいらっしゃいますねw
もちろん、これに関してはこちらでもちらっと触れた通り、私の業界でもそういう雰囲気がどこかしら感じられるということは言えます。

ただ、私のブログでそんなことを延々と申し上げていてもしょうがないので、こちらでは現場対応に関すること、そして自然科学・技術的な面など、「土木系技術者」としての切り口からいくつか取り上げていきたいと思います。
(が、すみませんm(__)m
このシリーズも、多分飛び飛びの更新になると思います。
さらに、次回は多分別の話題を取り上げますw)

短いですが、今回は以上で。

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