平成29年4月の読書ログレビューです(転載年月日:H29.7.23、現在絶版と思われる本の転載は省略)。
「抽象化思考能力」のお話
私は理解力とは「抽象化能力」のことだと考えます。噛み砕けば、「知らないものを見て、自分がすでに知っている知識のパターンを照らし合わせて、同じパターンを見いだせる能力」です。たとえば、日本ではあまり見ないグアバやパッションフルーツが目の前にあったとします。あなたの知識のなかに、これらの果物のビジュアルがなければ、「グアバがある」と認識できないでしょう。しかし、自分の知識の中の果物と照らし合わせて「これは何かの果物だな」と認識することはできます。これが「抽象化能力」です。たとえば、「キリスト教徒イスラム教、どちらが優れているか」という論争があったときに、「どちらも宗教じゃないか。それぞれの教義に立ち返れば、争う必要なんかないはずだ」と考えられる力。これも抽象化能力です。つまり、抽象化能力とは、一般的な視点(抽象度)より高い視点(抽象度)でものごとを見ることで、知らなかったことと持っている知識の共通項を見出して、その共通項でくくることが出来る能力のことです。
皆様こんにちは。ピースです。
すみません、繁忙期を切り抜け、試験が無事に受験できたかと思いきや、
その後、仕事でも私事でも色々ゴタゴタがありまして、更新間隔が空いてしまいました。
熊本地震から1年
皆様お疲れ様です。ピースです。
昨日(4/15)の産経新聞1面からです。
「受け手の欲しい情報を考える」言うは容易い事ですが…
クルマ雑誌の読者とは、いったい誰なのでしょうか?「うーん、クルマが好きな人やクルマの購入を考えている人なんじゃないの」と答えたあなた―間違いではありませんが、残念ながら正解ともいえません。ここで、クルマ雑誌の読者例を挙げてみましょう。●クルマの購入を検討している人/ドライブ好きな人/スポーツカー愛好家/旧車愛好家/バン(ワンボックスカー)愛好家/軽自動車愛好家/4WD愛好家/トラック愛好家/バス愛好家/クルマの外装や内装をドレスアップするのが好きな人/DIY愛好家/カーグッズ愛好家/ガレージにこだわる人/走り屋(速く走るのが好きな人)/カーオーディオ愛好家/自動車レースファン/エコカーが好きな人/ベンツのオーナー/BMWのオーナー/MINIのオーナー/アメ車のオーナー など勘のいい方は、もうお気づきでしょう。50誌以上あるクルマ雑誌の読者は、それぞれ違うのです。この事実が意味するところについて、よく考えなくてはいけません。(山口拓朗『書かずに文章がうまくなるトレーニング』より、原文は縦書き漢数字)
皆様こんにちは。ピースです。
春という感じになってきて、朝晩もしのぎやすくなりましたね。
本題は、少し前にエントリを起こしました、「読書ログ」を始めたという話に絡んで。
【参加報告】黒田裕樹の歴史講座 第59回「東條英機」(2)
皆様こんにちは。ピースです。
4月に入りました。
私の方も、繁忙期にやるべきことが概ね片付き、気分一新で仕事にも自分の勉強にも取り組み始めたところです。
本題は、前エントリの続き、3.コミンテルンの謀略と東條首相の苦悩の後半以降を取り上げるのですが、最初に申し上げておきます。
5.東條英機元首相の遺書 については、前エントリの更新時点では何か書こうと考えていたのですが、その後あまり私の独自考察を加えない方が良い箇所だと考え直したので、本エントリの締めに講座のレジュメにあるものと同じ全文が書かれたWebページへのリンクを貼ることにしました。