【参加報告】 第2回TOKYO憲法トークライブ 「シン・ゴジラ」「災害」と憲法を考える(1)

皆様こんにちは。ピースです。
金曜日の夜に、以前受験したことを報告していたITパスポートの合格証が届きました。
リンク先のエントリにも少し書きましたが、来年は基本情報技術者試験への挑戦を考えています。
私は高校生のころまでは思いっきりガリ勉やっていたタイプの人間ですが、あの時に比べると「数十分~1時間単位に時間を区切って、その時間だけ集中して勉強に臨む」という能力は流石に落ちた気がしますね。
というわけで、こうやってブログという開かれた場に書くことが、長期的モチベーションを保つのに有効な方法の一つだと思います。
それでは、本題。
昨日(11/12)は、第2回TOKYO憲法トークライブに参加してきました。

「第2回」ということですが、私は初回がどんな内容だったかはまったく存じ上げていないので、それは後ほどアップされている動画や情報等見てみたいと思います。

 

まずはプログラムから。
  • 開会の挨拶
  • オリエンテーション
  • パネルディスカッション
    <コメンテーター>
    井上 和彦(ジャーナリスト)
    <司会>
    半井 小絵(フリーキャスター)
    <パネリスト>
    たかまつ なな(お笑いジャーナリスト)

    八尋 滋(株式会社キャリアコンサルティング)
    岡田 日美子(主婦・かいけんGO!盛上げ隊長)

    セッション1 映画「シン・ゴジラ」が突きつけたもの
    セッション2 大規模災害から身を守るために
    セッション3 若者からの憲法論議を興すために 

  • 参加者からの意見表明
閉会
まず、私の憲法に対する考え方は、こちらをご参照ください(これに関しては、今回の集会で考えが変わったところはほとんどありません)。
今回のトークライブでは、スマホでのディスカッションへの参加ということで、2~5択のアンケートと発言欄での自由記述ができるシステムが導入されていまして(記事の最後に当日のマニュアルのスキャンデータをアップしています)、これにはコメンテーターの井上さんもビックリされていました。
ここで利用されていたClicaというツールは、こちらでも紹介した「アクティブラーニング」向けに開発されたもののようです。
私がこのイベントに参加した動機ですが、Facebookでたまたまこのイベントが紹介されているのを見まして、「災害」と「憲法」という、今までの感覚では結びつきがよく見えなかったキーワードを組み合わせているところに惹かれての事でした。
ただ、もう一つのキーワードである「シン・ゴジラ」については、私は未見なのですが…w
(私、映画は本当に見ないんですよねぇ…
これと「君の名は。」は、「今年の映画では絶対見ておくべき」という声をあちこちで聞くのですが…
ただ、上記のClicaによるシステムを使ったアンケートでは、見た人・見ていない人でちょうど半々くらいな感じだったので、割と安心しましたw
そして、その後にネタバレが絡むところもあったのですが、パネリストの日美子さんいわく「私は6回見たけど全然飽きないので、ネタバレは別に気にしなくていいよ」ということで、さらに少し安心しましたww)
会場にはマスコミ関係者もたくさんいらっしゃっていたようで、その中でNHKに勤めていらっしゃるお一方から、開始前に取材という程ではありませんが、軽くコメントを求められました。
その方とは、名刺交換もしています(もちろん、政治的な議論の場ということで会社の名刺を使うのはリスクが大きいので、渡したのはこのブログのURLも載っている個人活動用に作った名刺です)。
で、こう書きますと「このブログ、そのNHKをはじめとして、大マスコミに対する批判的な発言もかなりしているけど、大丈夫か?」と思われることもあるかもしれません。
(実際、メインエントリなんか、思いっきりあのJapanデビュー問題を取り上げていますしね。)
ですが、その方は結構、そういうアウェー感の強いであろう場の扱いには割と慣れていらっしゃる方のようでしたし、私も「ブログに書く活動内容については、こういった反発心が見える言動を、個人に対して向けることは絶対にしない」という考えでやっていますので、今回もその方針に則って対応しました。
で、この集会で印象に残ったお話は特に3つですが、それなりに長くなりそうなので、今回は1つ目だけ。

1.内閣府により試算された首都直下地震被害のお話

その内容ですが、
  • 死者数が23000人(東日本大震災でのそれの約1.5倍!)
  • 被害総額が95兆円(何と、国家予算に匹敵する額!!)

というものです。(詳細はこちら)

私がこの数字を見て思ったことなのですが、

実は私は 、会社の社内研修などでも、今までこんな数字を見聞したことは全くありませんでした。
もしかしたら、どっかで話があったけど、自分はいなかっただけなのかもしれません。
ですが一方で「本当にこんな数字が技術系の研修等ではどこでも話題に上がっていないとしても、それはある意味自然なことなのかもしれない」という気もしたんです。
それはなぜか?
そこまでの規模の問題になると、「技術職集団として取り扱える」レベルをはるかに超えていると考えられるからです(もちろん、技術的課題解決によって、その数字が「部分的に減らせる」ことには違いないのですが)。
そして、社会構造の方に目を向けてみると、たまたまこちらでも前エントリで「条例(=地方レベル)だけで対処できない部分は、法律(=国レベル)での政策立案が重要になる」ということを述べていました。
ですが、これだけの数字になると、その法律のさらに上にある「憲法」というのが出てくるのは、きわめて自然な方向性であると言えるでしょう。
残り2つについては、次回。
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最後に、当日の配布資料をスキャンしたものをアップします。

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