【参加報告】黒田裕樹の歴史講座第56回 「日本文明の誕生」(1)

皆様こんにちは。
台風16号による雨で、日本にまたまた大きな被害が出ましたね。
私は河川系の専門ということで、火曜から水曜にかけて、某所に出水時現地観測に行っていました。
天候の両極端化への対応は、確実に必要性を増してきていますね。

本題に移りましょう。
前エントリの最後、「余談でそんな勿体ぶった書き方をして、午後に一体何があったんだ?」と思われた方もいらっしゃったかもしれませんね。


実は、日曜(9/18)の午後(Iパスの受験後)は、黒田裕樹先生の歴史講座に参加してきました。
前回第55回に続く、3回目の参加です。
今回も、過去2回の参加報告と同じく、章立てから見てみましょう。

  1. 縄文文化は「世界最高水準」であった
  2. 最新の調査研究で明らかになった「弥生文化」の真実
  3. 神話の正しさを証明した「地質学的事実」
  4. 「建国に関する伝承」と「日本文明」

私の感想を述べますと、まさに「驚嘆に値する」の一言でした。
詳しくは、以下に3つの論点に分けて述べてみたいと思いますが、本エントリでは最初の1つのみで。
(正直、歴史講座の参加報告でエントリ分割することになるとは、まったく思っていませんでしたが…w)

1.理系の方にこそ知り、考えていただきたい内容

はっきり申し上げます。

今回の内容は、「歴史講座」という名前でありながら、決して歴史分野だけの問題ではないお話です。

私はこの歴史講座に初めて参加した、第53回の参加報告をしたときに、こういうことを書いていました。
近現代についても断片的に勉強をする機会はあったものの、社会人になってから本当に体系立った知識を身につける機会があれば、ということをずっと思っていたんですよね。
(理系の人にこそ必要な素養も色々含まれることがあるでしょうし、…(以下略))
まさに、今回こそ、「理系の人にこそ必要な素養も含まれている」テーマなんですよ。
本当に、こんなに早く、しかもここまでド直球なのが来るとは、思いもしませんでしたねw

このことは次エントリでも触れる予定ですが、歴史学、あるいは考古学も「学問」である以上は、常にその知見が更新(update)されていくわけです。
で、そのupdateに重要な要素こそ、まさに理系の方が専門とする「自然科学とその応用による科学技術」です。

今回の内容で出てきたキーワードは、主に3つ。
  • 較正(こうせい)炭素年代法
  • これは、私も今まで知らなかったキーワードでしたが、何となく放射性同位体の半減期とかに関連した話かなあというのは、予想がついていました。

  • DNAとY染色体
  • これは、キーワードだけなら結構ご存知の方もいらっしゃると思います。
    日本人のDNA、そして男性のみが持つ遺伝子の「Y染色体」の調査結果、これらが「日本文明」の他の文明との独立性を証明する材料の一つとなっているわけです。

  • (「湾」と「潟」に関する)地質学
  • これは、今回の章立ての3.に書かれている「地質学的事実」そのままなのですが、私の専門分野に近い内容でもあるので、次エントリで詳しくお話します。

黒田先生が今回仰っていたことは、
「歴史は、歴史の専門家以外が勉強して考えた方がいい。中でも、理系の人はイデオロギーに染まっていない分…」ということでした。
私も本当に、これはそう思いますねえ。
日本という国を本来あるべき形に持って行くためにも、「理系の力を掘り起こす」為の方法は、これからも色々考えて、できる限りこのブログで書くような文章の形にもしてみたいです。

というわけで、残りの2項目は次回(本ブログ的には、ここからが本番なのですが、うまく文章にできるかなあ…w)。

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