【活動報告】第21回公開憲法フォーラム 風雲急を告げる東アジア情勢 憲法審査会の存在意義を問う!

皆様こんにちは。ピースです。

本日は母の日です。
私は実家に帰ったときに何かしようかという話になっていましたが、その後、父の日、それに両親の誕生日とも併せて、旅行にでも行こうかという感じになりました。
…ただ、それも事情ありでなかなか難しそうですが–;

さて、本日は令和初の活動報告。

前回のエントリにて申し上げましたとおり、去る5/3は、昨年も参加した「公開憲法フォーラム」に参加してまいりました。

プログラムは以下の通り(敬称略)

・総合司会 弁護士 内田 智
・開会宣言
 主催者代表挨拶 民間憲法臨調副代表 西 修
 来賓挨拶 (ビデオメッセージ)自由民主党総裁 安倍 晋三
     新憲法制定議員同盟会長 中曽根 康弘
     (代読)新憲法制定議員同盟事務局長 柳本 卓治
・基調提言
 ジャーナリスト 櫻井 よしこ
・各界からの提言
 麗澤大学特別教授 古森 義久
 日本経団連常務理事 井上 隆
 共愛学園前橋国際大学留学生 ナザレンコ・アンドリー
 大学非常勤講師 小堀 裕子
・各党代表挨拶
 自民党憲法改正推進本部長 下村 博文
 公明党憲法調査会事務局長 遠山 清彦
 日本維新の会幹事長代理  足立 康史
 希望の党代表 松沢 成文
 未来日本代表 長島 昭久
・国民の会の諸活動提唱
 国民の会事務総長 打田 文博
・結語
 杏林大学名誉教授 田久保 忠衛
・声明文朗読
 石川 和孝
・各党代表への声明文手交
・閉会宣言

今回も、さまざまな立場の方が壇上でご発言され、「わかりきってはいるものの、どれだけ繰り返し提言しても言いすぎることはない」という内容から、非常に目新しいお話まで聞くことができました。

複数の方が言われていた(やはり、基調提言の櫻井女史の印象が最も強いです)「今の憲法には『日本の国柄』がわかる要素が無い」、「GHQという米国の組織が創った憲法であるにもかかわらず、今の米国は、冷戦と朝鮮戦争などの背景を受けて、日本が日本国憲法を堅持していること自体が問題だと認識している」などといった主旨の主張、
そして、留学生のアンドリー氏が、ウクライナが受けているロシアによる侵攻の経験から「護憲派」に対する厳しい反論を述べていた(エントリの最後にYoutubeの動画をあげていますが、そのちょうど60分くらいからです。ここは是非見られることをお勧めします!)のが印象に残りました。

さて、日本国憲法の問題点について、私自身は「権利と義務、自由と責任のバランス」ということを以前より述べておりますが、

憲法記念日に、今の日本の問題について思うことを…

平成29年憲法記念日、言いたいことは去年と完全に同じですが


どういう問題にしましても、これまで「アップデート」という言い方もされています通り「時代にそぐわない制度や法規」は変えていかねばならないということが言えます。
法案全般の中で例を挙げるなら、最近はとくに「働き方改革」が言われますが、これも(その問題意識が本当に正しいかどうかは別ですが)労働を時間だけで評価されることが、電通の一件などを通して「時代にそぐわなくなった」という背景があるでしょう。
私自身の上記の持論は一旦置いて、今回の内容を踏まえてお話しますと、憲法の場合の「時代にそぐわない」箇所は、やはり「平和を愛する諸国民」という大前提が崩れている、ということになりますね。

ただ、憲法の場合は「その国自身の在り方」を条項にするわけですから、上記にあります通り、そこに「国柄」という問題が加わります。
ここを強調する理由としては、もちろん、日本の場合、現在の憲法で「日本国および国民統合の象徴」とされている「天皇」です。
多分、「改憲派」としてこの条文自体に深く言及された方は今回いらっしゃらなかったかと思いますが、そもそもあちら側の方々は「護憲派」と自称しながら、「天皇制廃止」を主張するなどという誰が見てもわかる矛盾を通そうとしている時点で、浅はかですよね…

そんなわけで、ある面から見れば、令和最初の活動報告にふさわしい「平成日本の宿題」であり、別の面から見ると、これが「宿題」になっていること自体が恥ずべき事とも解釈できる内容を取り上げた、今回の集会でした。

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動画はこちら(私自身も当日は会場運営の仕事で皆様のお話に集中できたわけではないので、後ほどもう一度見直したいと思います。)

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