皆様おはようございます。ピースです。
だいぶ肌寒く感じるようになってきました。
こちらで少し申し上げていましたが、前月受験していたTOEICの受験結果が返ってきました。
そして、来週は情報セキュリティマネジメント試験を受験します。
「英語力」と「IT力」は、やっぱりどの業界でも欠かせない能力ですね。
さて、ここ最近、相当きつい言葉の多い記事が続いていました(特に、ブロサーでのコメントの返信にも書きましたが、前回のは一晩寝て読み直してみると、本当に酷い言葉遣いでしたね…)。
というわけで、今回は少しばかり頭を冷やさせていただきます。
約1か月ぶりの読書ログレビューまとめです。
小林 弘幸『聞くだけで自律神経が整うCDブック』
読書のレビューとしてはどうかと思うところもありますが、以前速読・速聴のCDブックもレビューしたので、良いかなあと思いまして。
CDについては、「交感神経が上がりやすい傾向の現代人に対し、副交感神経を中心にしつつ両方を高める」という狙いが、色々な曲調の曲で表現されていて文句なしだと思います。
が、「読書ログのレビュー」ということで言わせていただきますと、気になるのは、本に書かれている「ヒーリング音楽」との違いに関する記述ですね。
これが説明されているその次のページに、「結局、自分の好きだと思える音楽なら自律神経には良い」と書かれていただけに、ここはもう少しきちんとした説明がほしかったところです。ちなみに、わざわざレビューを2つ書くまでもないと思うのでこちらで書くことにしますが、同じ著者の『ぐっすり眠るためのCDブック』についても同様です。
こちらもやはり「ヒーリング音楽との違い」に関しては説明不足な印象を受けますが、睡眠用bgmとしては大変お勧めです。
城塚 音也, 樋口 晋也『決定版AI 人工知能』
私の業界でも、AIを利用しての自動化がどこまで進められるかという技術トピックが注目されているので、この本を読んでみました。
私も、自動運転については、テレビのCMで見るだけでも凄まじい技術だと思っていましたが、正直、実際にマシンに経験させながら衝突回数を減らしていくということをやっているという認識はありませんでした。
今話題の囲碁ソフトも、自己対局によって棋力を高めるなど、この「経験」を通して精度を高めていく感じが、まさに「人工知能」と呼ぶに相応しい要素なのでしょうね。もう一つ注目した点としては、本の後半で、倫理、著作権などの法律、それに「フェールセーフ」の考え方なども取り上げられます。
それだけ、AIは社会的インパクトの大きな技術であり、その運用に当たって「人間がいかに最終的な判断をし、そして制御するか」を問われる課題を多数抱えていることが分かります。
「i-construction」が、業界紙でも一大キーワードになっています。
AIだけでなく、もちろん、IoT、そしてビッグデータとも関連性が深いです。
小林 健一郎『プログラミング20言語習得法』
私も、数値解析をやっていて、プログラミングは必須スキルという感じで、FortranとCはいつも利用しています。
が、色々あって、文字列処理に強い言語とか、あるいはGUIベースのプログラミングに強いものとか、そういう知識もざっとでも身につけておきたいと思い、この本を読んでみました。まあ、これ1冊でも、雰囲気は十分つかめると思います。
が、私が知りたかった「各言語の特徴は何で、どういうことをやるのに向いているか」ということを十分に紹介するには、ページ数不足な感が否めませんでしたね。いま、教育の方針でも「プログラミング必修化」なるものが議論されていますね。
それに対する賛否は別としても、私自身は「一番重要なのは、プログラミングそれ自体の知識とスキルよりも、むしろ2進数とか、アルゴリズムとかと言った、その基礎にある計算機に関する理論だ」という考えの者です。
そして、「プログラミング言語の違い」って、「日本語と英語の違い」とかに比べればずっと些細なものでしょうし、本当に「20言語習得」したかったら、間違いなくそこから勉強するのが手っ取り早いとは思うんです。ただ、それは間違いなく、頭の柔らかいうちでないと難しいですし、「社会人になってもう数年で、Excelの計算がやっとある程度できる」というくらいレベルの方であれば、これも良い一冊かもしれません。
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