皆様こんばんは。ピースです。
なんか、北朝鮮がとんでもない事態になりましたね。
Twitterでも拉致被害者全員奪還というハッシュタグを入れたツイデモが毎週なされています。
日本にとっても、こういう国が物理的には近い位置にあるということ、決して他人事ではありませんね。
さて、本題は、これとは全く別の話題。
ただし、講演会の参加報告がずっと続いていましたが、今日は久々にニュースからの話題です。
すでにご存じの方もいらっしゃることには違いないと思いますが、一方で「タイトルの『日本将棋連盟の問題』とは何ぞ?」と思われた方もいらっしゃるでしょうから、リンクを貼っておきます。
今年も、このブログは周回遅れな記事の取り上げ方をするのが平常運転です^^;
たぶんw
このたび日本将棋連盟会長谷川浩司が辞任することになりました。谷川浩司会長辞任の挨拶謹んでご報告申し上げます。この度、会長を辞任させて頂くことと致しました。第三者調査委員会から報告書を頂き、年末年始をはさんでいろいろと考えた結果、将棋ファンの皆様、主催社・協賛社の皆様、そして三浦弘行九段に誠意をお伝えするには、会長が辞任するのが一番、という結論に至りました。加えて、昨年の十月以降、対応に苦慮する中で心身ともに不調をきたすようになってしまいました。このような状況の中で責任ある立場を続けるのは、将棋連盟にも迷惑がかかると考えました。専務時代を含めると約五年半、お世話になりました皆様には申し訳ありませんが、ご理解頂ければと思います。なお、空白期間を作ることはできませんので、新しい会長が決定するまでの期間は務めさせて頂きますことをご了承下さい。関係者の皆様、将棋ファンの皆様にご迷惑をおかけしましたことを、あらためて深くお詫び申し上げます。平成29年1月18日
経緯を述べておきます。
で、これ、外の意見はどうなのかというと、「日本将棋連盟の対応があまりにも拙速だった」という意見、「告発者側が陥れるようなことをやったんじゃないか」という意見、「『無罪』と『無実』の峻別を」という意見、色々に分かれている感じです。
ただし、こういうのは憶測でものを言うのが一番やっちゃいけないことですし、私自身もこの問題自体を深く掘り下げるとするなら、もう少し公開されている情報を吟味する必要があるとは思います。
しかしながら、これで問題が解決するかというとそんなことは全くなくて、人ひとりの「プロとしての生命」が絶たれるかもしれないという事態になったわけですし、三浦九段に関しては、つい先日復帰戦が行われましたが、今後も半ば将棋界のタブーになるような扱いになりかねないレベルなわけですよ。
そう考えると、谷川前会長について「晩節を汚した」という言い方がされるのは、残念だけど当然のことと言わざるを得ないでしょうね。
羽生世代の「壁」となり、現役の棋士として十七世名人資格を保有するまでに至った方だけに、統括という側に回るとこういう評価をされてしまうのは、本当に悲しいことですよね…
で、今日はどういう話にもって行きたいかというと、それがまさにタイトルにある「専門・現場と経営・管理の両立について」ということです。
「名選手必ずしも名監督ならず」と、よく言われるじゃないですか。
この言葉、Google検索すると、概ねイメージどおり、上位にヒットするのは野球のお話です。
そして、野球というと、「監督よりもさらに上層」とも言える、統一球の反発係数に関する問題で当時の加藤良三コミッショナーが辞任するという問題が数年前にありました。
一方は、元々が現場の活躍で沸かせていた方が統括という側に回って起こしてしまった問題、そしてもう一方は駐米大使といういかにも「人の上に立ってナンボ」という経歴の方が、スポーツの場をまとめる立場になって起こしてしまった問題ということです。
私の場合は、本当に「専門職」として、これまでの人生を一直線に歩んできた感じだったので、今の会社であっても、自分が管理職とか、経営者クラスになったときに、どんな人間になっているか?
本当に、具体的想像はできません。
ですが、こう言う問題が起こるたびに、私にとっても色々考えさせられるんですよ。
そして先月、2回に分けて参加報告をした技師・八田與一に関する講演会の記事では、専門技術者と管理(監理)技術者という両面から取り上げ、まさに彼の「プレイング・マネージャー(正確にはこの単語は違うかもしれませんが)としての美学」を感じたばかりだったことも、なおさらこういう文章を起こしてみたいという気持ちにさせられたんだと思います。
「『人の上に立つ』ということを目指す者として、今学んでおくべきことは何か?」
もちろん、「自分の領域内での経験」も重要です。
でも、それだけでは語れない部分もたくさんあるんでしょうね。
今日は長いわりにいつもにも増してまとまりのない文章ですが、たまにはこういう雑感を記事にするのも…
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