皆様こんにちは。ピースです。
今日は早速本題。
それも、タイトルだけで、もう言いたいことをここまでド直球に言った書き方は、このブログでは非常に珍しいと思います。
というわけで、流行語大賞、特にその中心は「保育園落ちた日本死ね」という言葉に関する話です。
このブログは大体、世間(ネット含む)で大きな話題になったことは、早くても1週間くらい経ってから取り上げるスタイルでやってきていますので、もうあちこちで散々言われてきたことですね。
ですが、私も改めて、こちらで言わせてもらいます。
本当に、このユーキャンの流行語大賞、年を経るにつれて選考基準がおかしくなってきていると思います。
まず、今年の大賞の「神ってる」について。
去年の「トリプルスリー」に続く、2年続けての野球からの選出となりました。
これ、実際のところ、どうなのでしょうか?
私個人としては、プロ野球は好き(ちなみに実家は九州なので鷹ファンで、私も高校まではそうだったのですが 、今の私は特にどこの球団のファンというのはないです。)なのですが、でも知らん人には、ちょっとなあ…
という印象があるんですよね。
スポーツ関連で思い出すのは、私はやっぱり北島康介の「チョー気持ちいい」です。
今年もオリンピックがあった年ですが、日本の選手の実績はあのアテネの時と同等、あるいはそれ以上の部分もあったことには違いないですが、「言葉として」あれだけインパクトがあったものは、まあなかったかもしれません。
でも、それを差し置いて、大賞が去年に続いて日本のプロ野球から?というのは、若干疑問です。
ですが、まだこれは、「一般人と選考委員の温度差の問題」で済むレベルでしょう。
というわけで、本題の中の本題、「保育園落ちた日本死ね」の話。
昨年は、「アベ政治を許さない」がトップテン入りし、「自民党、感じ悪いよね」という言葉も候補に挙がりました。
最初に、この時の選考に関して私が持った印象を、以下に述べてみましょう。
日本では、確かに思想・信条の自由は認められています。
ですが、新語・流行語大賞という、大多数の国民の目につく場で、こういう言葉を有力候補に認めるというのは、その自由の範囲をはるかに逸脱し、また「刷り込み」に等しいと言われても、言い逃れできないことだと考えます。
これだって、「その主張に賛同するかどうか」という以前の問題であり、きわめて許し難いことには違いありませんでした。
ですが、はっきり申し上げましょう。
その「許し難い」というレベルも、対象が「国の在り方を決める政党や政治家」と「国そのもの」では段違いです。
このユーキャンという企業だって、日本という国にそれを構えていることの恩恵があってこそ成り立っている部分もあるはずなのに、「日本死ね」などという言葉を選出するとは、いったいどういう了見なのでしょうか!?
こんな無神経極まりないやり方を許すわけにはいかないです。
そして、選考委員の方々についても。
最近、一番話題になっているのは、あの俵万智さんだと思いますが、この方も超有名な『サラダ記念日』という歌集を出していますよね。
その他の方々も、ご自身の分野では素晴らしい実績を残されている方ばかりであることには違いないはずなんですよ。
それにもかかわらず、です。
その大元にある「人格」を、こういう選考によって疑われるという結果になって、何か得することがあるんでしょうか?
ないのなら、もうこの流行語大賞、やめるべきだと思います。
今回はこのブログに似合わない(?)きつい言葉を申し上げましたが、本来は政治や思想的なものに左右されない「純粋な流行」を取り上げられるべき場がこのようになってしまったことには、強い怒りと悲しみを覚えずにいられなかったので、こういう書き方をさせていただきました。
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