皆様おはようございます。ピースです。
休暇明けとともに、私自身の人事も含めて、色々と社内環境が変わりました。
これから忙しい時期という中で新しい雰囲気、そして仕事に慣れるのは大変ですが、頑張っていきたいと思います。
さて、休暇中(といっても、今回のレビューはいずれも休暇前から読んでいた本のものですが)の読書ログまとめです。
今回は3冊中2冊が講談社ブルーバックスの本ということで、理系色が濃いですw
桑子 研『大人のための高校物理復習帳』
物理に関する本は、以前同じ講談社ブルーバックスの流体力学の本をレビューして以来です。
ある理工系資格の勉強も兼ねて、買って読みました。「大人のため」と言うだけあって、数式だけでなく実現象との関わりがしっかり説明されており、ブルーバックスの本としても無難にまとまった一冊だと思います。
「マイケル・ジャクソン缶」の話は、某雑学番組でも取り上げられたことがありますね。分野は力学、熱、波動、電磁気の4分野です。
私の課程では大学入試ではほとんど出題されませんでしたが、原子物理もこの感じで取り上げられていたら、★5にしていたかなあと思いますが、やっぱり難しいでしょうかね?
ここに書いている「ある理工系資格」は、studyplusを初めて取り上げた時のエントリを読まれればはお分かりかと思いますが、環境計量士(騒音・振動関係)です(ちなみに、濃度関係の専門問題は化学)。
永谷 研一『1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート』
私も日記帳は持っているのですが、なかなか思うように続けられない感じがあったので、この本を買って読んでみました。
本当に、子供の頃を思い出すような気持ちで、「できたこと」を書いていくというのは、いいアイデアですね。
その一方で、「したこと」ではなく「できたこと」を書くという意味では、「大人の思考力」も問われる気がします。「できたこと」を見つけるコツについても、いくつかの「メガネ」と「レンズ」という表現で書かれていますが、私は理系人間ということで、”Number”を重点的に探して見つける感じになりそうですね。
また、「内省」にあたって、
- 事実を詳細に思い出して書く
- 原因を丁寧に分析する
- 自分の中に沸いた本音の感情をとらえる
- そして、次の行動の指針を立てる
というのは、繰り返し実践していかないとなかなか身につかない気がしますが、これが習慣になれば、生活も仕事も少しずつ成長できる実感がありそうです。
石村 貞夫『結果から原因を推理する 「超」入門 ベイズ統計』
私自身が、仕事関係で少しばかりベイズ統計を応用した最適化問題を解く科学技術計算に触れましたので、いい機会だと思い、買って読んでみました。
…が、正直、これは外れでしたね。
この内容を推理ストーリーでやるというアイデア自体は悪くなかったかもしれませんが、「単に条件付確率の計算を色々追っていた」という以上には、頭に残った内容がありませんでした…
帯に「多少の誤解は恐れず」という文言が書かれていましたが、それならもう少しわかりやすくならなかったものでしょうかね?
上記の環境計量士試験も、計量管理分野で統計問題が出ますが、そちらは確率論的な原因推定というよりも、むしろ誤差と品質管理に関する問題です。
ベイズ統計については、それとはほぼ関係なく、私にとっては「実用研究用の予備知識」という感じですね。
…でも、amazonでももっといい評価の初心者向け本はあるようなので、そちらを買った方が良かったかもしれません。
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