今の新しい経済の中では、いかに勤勉に働くかではなく、まわりの世界にどれだけの価値を付加できるかによって報酬が決まります。
よく考えてみてください。いま、20ドルの時給をもらっているなら、その額は、60分間デスクについていたからではなく、その60分の間、はっきりそれとわかる20ドル分の価値を付加したから支払われるのです。つまり、あなたが受けとる金銭的報酬は、何時間働くかではなく、どれだけの価値を付加できるかによって決まるということです。
だから、脳外科医の方がマクドナルドの店員よりはるかに報酬がいいのです。脳外科医のほうがすばらしい人間なのでしょうか?かならずしも、そんなことはありません。脳外科医のほうが勤勉に働きますか?おそらく、そんなことはないでしょう。脳外科医のほうが頭がいいですか?それはだれにもわかりません。
でも、ひとつだけはっきりしていることがあります。脳外科医のほうがマクドナルドの店員よりはるかに多くの専門知識があり、特定のノウハウをもっています。
脳外科医と同じことをできる人はきわめて少なく、その結果、脳外科医のほうがマーケットではるかに高い価値を認められているのです。ですから、脳外科医はハンバーガーを焼いている人の10倍以上の報酬を得ているのです。—
仕事をしてもっといい報酬を得るためには、世の中にもっと価値を付加しなければなりません。世の中に価値を与えはじめる最善の方法は、もっと価値のある人間になることです。ほかのだれにもない技術を身につけてください。ほかのだれも読んでいない本を読んでください。ほかのだれも考えていないことを考えてください。
(ロビン・シャーマ『3週間続ければ一生が変わる あなたを変える101の英知』購入はコチラより)
皆様こんにちは。ピースです。
7月になりましたね。
徐々に仕事も私事も忙しくなってきたうえ、ここのところどうにも気分の悪くなるような話ばかり見聞しているもので、精神的にやや不安定な状態が続いています。
でも、こういう時こそ、このブログを書くことも含めて、しっかりと「前に向かって行動を起こす」ことが大事ですね。
皆様も、心身ともに健康管理には十分お気を付け下さいね。
そして、また書いておきます。
明日7/2は、東京都議会議員選挙の投票日です!
「選挙の投票に行くことの大切さ」は、これまでこのブログでは何度も主張してきたことです。
そして、地方選は往々にして国政選挙よりも下に見られがちですが、地方議会議員(・首長)の選択こそが、私たちの生活には、より直接的にかかわってきます。
都民の皆様は、忘れずに一票を投じるようにしましょうね。
では、今日の本題です。
冒頭の引用元であるロビン・シャーマ氏ですが、この方も「自己啓発の権威」と言われる方でありながら、弁護士をなさっていた経験もあり、そして企業(中身はよくわかりませんが、人材コンサルティング系のようです)のCEOもされているようです。
まあ、日本人について言うと、昔から「勤勉に働く」方が多いということは、よく言われていることですよね。
そして、昨年は新元素と大隅先生のノーベル賞のお話で盛り上がっていたように、「価値を付加する」ための知的生産面の能力についていうのなら、少なくともトップ層の方に関しては本当に素晴らしいものがあると言っていいでしょう。
しかし、です。
この引用箇所の本題である、後者の「価値を付加する」ということに関して、「日本人の平均」で見るとどうでしょうね?
これはあくまでも個人的印象なのですが、私には決して「高い水準にある」とは感じられませんね。
むしろ、先進国だけで見ると、中間より低い順位だったとしても、正直なところそこまで驚かないと思います。
ただ、これも「伸びしろを十分に備えている」ことには間違いないとは思うので、それを活かすための方法論については、政策面にせよ企業面にせよ、今後もさらに議論が活性化することを期待したいと思います。
もちろん、私自身もこのブログに書けるような題材が見つかれば、積極的に取り上げていきたいですね。
で、このブログには珍しいw、かなりリアルな話をしますと…
私の勤務先からいただいている給与ですが、年齢・性別同じ方々と比較しても、正直だいぶ良い額だと思います(さすがに「桁違い」というレベルではありませんけど)。
ただ、それだけに、私が本当に「その給与分に見合った仕事ができているか」と言われると、自信はあまり無いのですが…
もう一つ、このブログに関して申し上げますと、普段からご覧になっている方は概ねお分かりかと思いますが、アフィリエイトやその他ネットビジネス絡みのことは、現時点では一切やっておりません。
(「今後も何もやらないかどうか」は、正直全く分かりませんが、更新頻度をもっと上げて、アクセス数が少なくともあと2桁くらい増えないことには、話にならないだろうとは思います。)
ですが、普段の仕事だけでなく、このブログを書いているだけでも、「『付加価値』をどう考えるかの根幹を問われているなあ」という意識は、どことなく芽生える気がするんです。
そもそも、「付加価値」とは何か?というところから始めると、
例えば、私が今このブログの記事を書き、そして皆様が閲覧されているのに使っているようなPCやスマホでも、元は単なる金属やら半導体物質の塊なんですよ。
それを、現場の方が色々加工して、トランジスタやら、ICあるいはLSIと言われるものにして、中の演算/制御装置を作り上げる。
それら以外の、記憶や入出力に関しても同様ですね。
さらに、それを作っている「現場の人材」、そして「お金や物資」をマネジメントされている、いわゆる「管理職」の方々もいらっしゃるわけです。
彼ら全員分の人件費は、そのPCやスマホが、「元は単なる金属やら半導体物質の塊だったもの」よりも、何十倍、あるいは何百倍・何千倍という値段で売れるからこそ、賄えるものということです。
こういうことって、(就活の時には初めてそれを感じるかもしれませんが、実際に働くようになってからも、時々は言われるなり、振り返るなりしないと)なかなか意識できないことですよね。
ブログを書くことによって付加価値に結びつく点と言えば、例えば昨年末にも書きました「既存のものを組み合わせることで、新たな自分のアイデアを生み出す」ということもありますし、それからさらに進んで、「抽象化し、メタ的な視点から話題をつくる」というのもあります。
でも、これも普段から、「ほかのだれにもない技術を身につけ、ほかのだれも読んでいない本を読み、ほかのだれも考えていないことを考える」ことが習慣になってこそ、初めてしっかりとした自分のスキルになるものです。
心身の充実や(特に「ネット外」が大事ではあると思いますが、このブログをSNSを通して見られている方も含めて)人との交流も大切にしつつ、これからも頑張っていかねば。
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