皆様こんにちは。
一気に冷えてきたせいか、私はここ1,2週間くらい、体調がやや不安定です。
年度末繁忙期に向けて、肉体・頭脳・精神をバランス良く整え、鍛えておくことが大事です。
このブログをお読みの皆様方も、お気をつけてお過ごしくださいね。
以下、本題。
一昨日(10/10)は、都内文京区民センターで行われた、Taiwan is not Chinese Taipei! 2020東京五輪「台湾」正名集会に参加してきました。
とりあえず、プログラムだけ引用。
(なお、4.で登壇された在日台湾人の方々については、集会での紹介内容やこちらでWeb検索をかけてみた感じでも私人と思われるため、氏名を伏せています。
- 開会(司会・謝恵芝)
- 東京五輪「台湾」正名運動の意義と現況
アピールイリハムマハムティ(日本ウイグル協会会長)王紹英(在日台湾同郷会副会長)鈴木正人(埼玉県議会議員)曹長青(在米評論家)土屋敬之(前東京都議会議員)中山迅(在台俳優、台日未来工房董事長)三浦小太郎(アジア自由民主連帯協議会事務局長)水島総(日本文化チャンネル桜代表)山際澄夫(ジャーナリスト)吉田康一郎(前東京都議会議員)- 在日台湾人の訴え
- 台湾からの共闘メッセージ披露
- 集会アピール文採択
- 閉会
ここで、一番大事なことを申し上げますね。
それは、
この活動は、いたずらに日本国民の嫌中感情をあおることを目的としたものではない
ということです。
では、何が目的か?
「平和の祭典」としてのオリンピックの在り方を問いただし、「台湾」呼称を国際社会に認めてもらうこと
さらに、これを通して、日台間で共有できる価値観を再認識すること
です。
「チャイニーズタイペイ」なる、ヘンテコな(NHKでも、「チャイニーズタイペイ、台湾です」という言われ方をしていたということで、そうでもしないと分かってもらえないという)呼称がまかり通っている理由は、端的に言ってしまえば、「平和の祭典」を名乗る場にふさわしいとは全く言えない、カネと権力の問題なわけですよ。
(詳しくは、本記事の最後に載せたWebページをご参照いただきたいと思います。)
私は、以前活動報告をした日台連帯集会の時に、日本と台湾で共有すべき価値観は「自由、民主主義、基本的人権」の3項目にある、ということを述べました。
今回の集会では、特にこの中の「民主主義」に関する話が、私にとっては興味深かったです。
どういうお話があったかと申し上げますと、
台湾はある部分においては、日本よりさらに誇るべき歴史がある。それは、国民自らの手で『民主主義』を勝ち取ったことにある。
という主旨でした。
(すみません、これは複数の登壇者が仰っていたことですが、こちらではどなたがこのことに言及されたかを失念してしまいました…)
で、この「自由、民主主義、基本的人権」の3項目について、少し考察を掘り下げてみますと、
憲法で認められているのは、まさにこういう 、(IOCに主張を訴えかける地盤をつくるための)「集会」をする自由と権利ももちろんですし、
あるいは「デモ」や「街宣」、さらにはこのブログのような「事実と、それに対する個々人の考えを発信すること」などの権利もそうです。
今回の集会では、台湾ではまだまだそういった声を行き届かせるのが非常に厳しい状況にあるということも分かりました。
- これらの権利と自由が認められていることの素晴らしさ
- それを「当たり前」だと思い込んでいることの落とし穴
日本人としても、 これらを認識している者一人一人が、個人の範囲でもできることをこなしていくことが大事だと考えます。
関連リンク:
ネット署名:チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶことを求めます! (change.org)
台湾2020東京ホームページ
主催サークル(ブログサークルSNS)
チラシの両面をスキャンしたもの(pdfは上記のホームページ内にもあります)