「アウトプット力」をどうやって鍛えるか?

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文章力を鍛える方法とは、インプットとアウトプットを繰り返すことです。
アウトプットを前提にインプットを行い、インプットをしたらアウトプットをする。
それをフィードバックして、また別のインプットをしていく。
(樺沢紫苑『読んだら忘れない読書術』より)

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皆様お疲れ様です。

12月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
東京も本当に寒くなりましたね。
私が7月に引っ越してきた今の家も、前のところよりも日当たりがよくないのがネックなので、暖かくして過ごす方法をいろいろ思案中です。

先日、外部投稿の論文が無事に通り、今度3月に口頭発表です。
会社のほうも繁忙期ですが、論文は(共著ですが)今の所属で私の名前を出しているので、今までよりしっかり準備を整えないと、ですね。

さて、論文や口頭発表と言えばですが、

今日は冒頭の引用から、前回(といっても2か月くらい前の記事ですが…)の記事にも関連したお話をしてみます。

英語、そしてもちろん日本語といった言語のことですが、
言語能力というと、大体、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つに分類されますね。

で、これを2つずつ2組に分けるとすると、2通りの分け方があります。

・文字(「読む」「書く」)と音声(「聞く」「話す」)
・インプット(「読む」「聞く」)とアウトプット(「書く」「話す」)

前者の区分についても、調べてみればいろいろ面白い考察があるのかもしれませんが、
今日は後者、「インプット」と「アウトプット」という区分の仕方について考えてみたいと思います。

私自身も、良くも悪くも典型的な日本人気質なところがあります。
(だからこそ、日本愛国派の方々の主張に賛同できると感じた、というところもあるのかもしれませんが、それはまたの機会に掘り下げてみることにしますね。)
それで、一般的な日本人像として言われる通り、読む・聞くの「インプット力」についてはそこそこ得意だと自負していたのですが、書く・話すという「アウトプット」に関しては、若干苦手意識があります。

もちろん、これまで論文を書くときにも、文献をいろいろ参照して巻末にリスト化していましたし、
発表だったら、上手い人の発表を聞いてそれを参考にしてみる、ということをやってきているわけです。
にもかかわらず、それを通して書く、話すということが(一定程度は経験で上達しているとしても)すごくうまくなっているという印象は薄い。

なんでだろうな、と思ったのですが、この本のここで引用した箇所の少し前に、
インプットの量と質について、

『月10冊』を記憶に残しながら

ということが書かれていました。

うーん、論文を読むのだと、文庫で数百ページの小説に比べればページあたりの比重が違う、というのは確かにそうでしょう。
でも、それでも絶対量が足りていないかも、というのもですし、何か月、何年も後になって記憶に残っているか(もちろん、一字一句ということではなく、内容を要約して説明できるくらいに、ということで)と言われると、はっきりいって自信なしです。

多分ですが、ブログランキングの上位に来ているブログをしっかり読むと、その著者の「読むことを量・質ともに相当なレベルでこなして、時間をかけて情報を整理しながら書いている」という苦労が感じられるものが、かなりあるのでしょうね。
(もちろん政治カテゴリには、明らかに工作的なブログやら、ただの煽りや飛ばし的な記事でアクセスを稼いでいるブログやらも多数あるのですが)

私も社会人になってから、このブログの記事の書き方について方針転換してみたのもいい機会かもしれません。
ネット言論に関してももっとインプットを増やすことで、記事のネタを作って更新頻度を上げていければなあ、と思うんです。
そう言うだけなら、容易いことなのですがね…w

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