【雑記】2014年

このブログをお読みの皆様、あけましておめでとうございます。帰省先からの更新です。
私の方は、東京に戻ればまた一気に忙しくなるでしょうし、不定期+超スローペース更新なのは相変わらずかと思いますが、
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

さて、安倍首相が昨年末、靖国神社に参拝しました。
前記事の最後に述べたとおり、これについてできれば昨年内に書きたかったですが、書けなかったので。

先に書いてしまうと、私は公人の靖国神社参拝に関しては、ざっくり言ってしまえば、お墓参りと同様のものだと考えています。
それが政治問題、それも国内だけでも大概ですが、外交にまで影響することになっているのが異常だろう、ということですね。

一方、ツイッターでの反応を見ると、「大マスコミが取り上げるのは、なぜ中国や韓国の反応ばかりなのか?」という疑問が明らかに多かったですね。

ここで1つ、私が皆さんに思い出してほしいことがあります。
それは、

皆さんが、「日本が加害者で特ア側が被害者」という、いわゆる自虐史観(私はこの言葉をあまり使いたくないので、こういう表記にします。)から抜け出すきっかけになったのは何か?

ということですね。

私はいろいろありますが、このブログで今までほとんど言及していなかったことを挙げるなら、2008年の北京オリンピックでしょうね。

あの時の聖火リレーは、正直異常事態でした。
長野の騒動のことについては、正直なところ詳細を存じ上げていないのですが、「一見すると、何も関係なさそうな国で」ボイコット運動がたびたび発生していました。

そういうのを見ると、
「日本は靖国だの、教科書だの、領土だので中韓に媚び諂う政治家がほとんどだけど、これが本当に『被害者としての立場から主張をする』国で起こりうることなのか?」
という、素朴な疑問があったわけです。
そして、2009年春に、あのJAPANデビュー問題が起こり、それに対する回答のヒントを得ました。

今日は今年初の本ブログ記事ということで、2014年の政治の動向を見るときには、

上の質問に対する回答に限らず、そういう生き生きとした「自分ならではの感動」が大事になってくると思います。

民主党政権だった時には、「自分らの利益に関わる一部の人を優遇して、国益を顧みず、一般国民にばかり負担を強いる」という最悪に近い状況だったわけです。
だから、問題は「そんな民主党の議席数をどれだけ減らせるか?」という1次元的なものでした。
その時には、ネット言論に参加される方一人ひとりの個性よりは、「数は力」という面が圧倒的に強かったんです。それゆえ、「コピペで拡散」という手法が力を発揮しました。

でも、少なくとも昨年の参院選でねじれが解消してからは、そうではなくなったのではないでしょうか。
「安倍政権が救国内閣か売国内閣か?」という問題は、その切り口が間違いなく無数に存在する、2次元的なものです。

こういった場合、「コピペで拡散」だけでネット言論に加わるのは難しくなると思います。
もちろん、情報ソースはネットの記事や文庫本といった陳腐なものでもいいんです。
が、そこから得た自分ならではの感動が何かということが、まず自分でわかっていて、それを人に向けてもある程度伝えられることを目指す(最初のうちは絶対的なオンリーワンである必要はないと思います。上述の北京オリンピックの話は「全く同じだ」という方もいらっしゃるでしょうし)。
それによって、政治経済の現況に対して、説得力のある意見発信や、中身の濃い議論が可能になるのではないか、ということですね。

私は最初の自己紹介を書いたときから、結構そういうことを意識していたのですが、やはり若干中弛みな感じもありますね。
本年は自分の就活や研究と並行して、「自分ならでは」という政治経済の見方も出来る限りたくさん見つけていきたいと思います。

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