皆様お疲れ様です。ピースです。
昨日7/8は、故・安倍晋三元首相が凶弾に倒れられた日でした。
改めて、この忌まわしきテロ事件を忘れてはならないことを感じております。
さて、今回の前置きとして、安倍氏の政治能力(特に第2次政権以降)について「私(ピース)自身が」どう思っていたか、ということについては、更新が空く以前を含めても、このブログではあまり触れた覚えがなかったです。本エントリの主旨ではないので、詳細はまた機会があれば…ということにしたうえで、ここで少しだけ書きますと、
個別の政策については、「ダメだった」(もっと厳しく言うなら、「糾弾」「追及」あるいは「断罪」されるべき、という感じかも…)ものも間違いなくあった(私が思うものを特に2つ挙げるとすれば、特に「消費税増税」、そして「女性活躍推進法」関連)のですが、
それでもやはり、総合的に見れば、一定水準以上能力を発揮されていらっしゃった方だったとは存じております(もちろん、上記の「ダメだった個別の話」も、時の首相ひとりの問題ではありませんから…)。
それで、ここからが本題になるのですが、前エントリの内容を踏まえたうえで、
一般的に「保守派」とか「愛国」「憂国」と言われていらっしゃる方々の様子を俯瞰した時に、今、
- 「現在の支持政党」は問わず、『安倍氏の志を引き継ぎたい』と言っている方が多数いらっしゃる印象を受けるが、それはなぜか??
- 彼が鬼籍に入られた後に、社会情勢の「混乱」「混沌」、あるいは、皆様が「右往左往」「浮足立っている」という感覚を覚える原因は何か??
という2点のお話です。
ただ、問を2つに分けたとはいえ、これらは完全に分離できる問題というわけでもなく、
2.の答えの一つが、「1.に述べた『引き継ぎたいという意志』だけが先走り、実際の言動がついてきていない」、あるいは「それを実際の言動に反映させる方法を理解されていない」方が多数いらっしゃるのだろう、ということが考えられますね。
で、これも含めた私の回答なのですが、
まず、1.に対しては、本エントリのタイトルに書きました、
「現実を多面的に分析したうえでの政策立案能力」
(これには、「ブレない」けど、「柔軟」「しなやか」という一見相反するけどそれらをうまく両立させる、コンサルティング系の実務者的な能力も含みます)
が、日本国総理としては、間違いなく近年で一番長けていたから
そして、2.については、1.の裏返しで「この安倍晋三さんという方が、あまりにも上手すぎただけに、誰も彼の手法を今の情勢に合わせて再現することができないという事態が表出化した」から
というものです。
そうすると、さらに、
「じゃあ、彼が亡き今の世に対する処方箋は??」
という問いが出てくるのも自然ですよね。
もちろん私も、これに対する回答は、ここにはすぐ書けません。
が、回答を組み立てる基礎とすべき考え方はあり、これこそが、
私がこれまで、黒田裕樹先生の歴史講座の受講報告で何度も何度も書いてきました、
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉にほかならない
と存じ上げております。
より具体的にどういうことなのか、という話ですが、長くなったので、また次回以降に…
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(追記)
これも久々に話題に挙げました「黒田裕樹の歴史講座」ですが、
来る7/19(土)、第109回が開催される模様です。
私ピースも、Zoomで参加予定です!