台風21号について、河川の観測に行ってきた話も交えながら

皆様お疲れ様です。
ブロサーやツイッターをはじめとするSNSのプロフ画像を箱ドットジェネレータで作成したものに変更した(livedoorプロフィールだけは、なぜか反映されていませんが10/31修正:再度確認したところ、反映されましたね。)ピースです。
野球の日本シリーズを見ながらの記事アップですw

本題は、この1週間前に上陸しました、台風21号の話です。
10/23の産経1面、および10/24の産経31面より。

台風 開票延期相次ぐ
各地で大雨、河川氾濫も

超大型で非常に強い台風21号は22日、四国や本州を暴風域に巻き込みながら北東に進め、本州の太平洋側へ接近した。気象庁によると、台風が暖かく湿った空気を運んで前線の活動が活発化し、22日夜までの48時間雨量は和歌山県新宮市で800ミリを超えたほか、太平洋側の複数の地点で500ミリを超えた。
三重県伊勢市は約11万人、津市は約2万人に避難指示を出した。
国土交通省近畿地方整備事務局は22日夜、三重県名張市の宇陀川が氾濫したと発表した。

EPSON205 (2)

(以下省略)

台風21号 超大型で上陸 死者7人
超大型の台風21号は23日未明、静岡県御前崎市付近に上陸した。その後関東から東北の東海上へ抜け、同日午後、北海道の東で温帯低気圧に変わった。各地で大雨や強風が続き、これまでに7人が死亡した。

(中略)

中小河川にも水位計
九州北部豪雨 有識者検討会 提言へ

福岡、大分両県を今年7月に襲った九州北部豪雨について、内閣府が教訓を検証する有識者検討会を近く開くことが23日、関係者の取材で分かった。検討会では、水位計の増設や気象情報の避難判断への活用推進などが提言される見通し。
九州北部豪雨は7月5日、前線と台風に伴う積乱雲が福岡県朝倉市上空に集中して発生。全国的に前例のない24時間1千ミリの雨が降ったことで多数の中小河川が氾濫し、死者・行方不明者41人の被害が出た。
検討会では現地調査の結果を踏まえ、大河川中心に設置されている水位計を中小河川にも設置する▽実況情報に加え、雨量情報を基に洪水発生危険度を地図で示した気象情報を自治体の避難判断に生かす▽自主防災組織の取り組みをほかの地域にも広げる-などが提言される見通しだ。
国土交通省は水位計の設置を進めているが、導入費用が課題。現地調査に協力した静岡大防災総合センターの牛山素行教授(災害情報学)は「水位計は必要だが、やみくもに増やしても効率が悪いので、今ある情報を最大限生かすべきだ。教訓を生かす場は継続的に開くことが必要だ」と話した。

今回の台風、強さこそまだ上と思われる台風は過去にあったかもしれません(それでも凄まじかったですけど)が、大きさに関して言えば、「超大型」(という単語自体は聞いたことがありましたが、その大きさのまま)で静岡に上陸した台風なんて私は今まで聞いたことがありませんでしたし、実際記録上初めてだったようです
(ちなみに、台風の強さ(強い・非常に強い・猛烈な)と大きさ(大型・超大型)の定義は、こちらにあります。)

「水位計」に関する記述がありましたので、ここではこういう話題を。
私はタイトルに書いている通り、23日は一日を通して、河川の現地観測に行っておりました。
ただ、そのときはずっと動きっぱなしだったというわけではなく、1時間に1回、20分~30分ほどの作業をやって、間に休憩を挟むという感じだったので、その時には、ちょうど1年前の記事でご紹介しました、「川の防災情報」のサイトをスマホから確認していたんです。
で、2年前、平成27年は台風18号による鬼怒川の堤防決壊などが起こった関東・東北豪雨がありましたが、今回は(地域にもよるかもしれませんが)、その時よりも水位が上がっている箇所も確認されています。

私は、このブログのメインエントリにて、

私の専門は河川ですが、
国が管轄する一級河川の場合だと100年~200年に一度、都道府県管轄の二級河川では50年~100年に一度という規模の洪水を想定した河川計画をもとに整備されています。
ですが、それもやはり当時の基準なので、
ゲリラ豪雨にみられるような、天候が極端化しつつある今の状況を考えると、それがもう20年に1回以上は起こる規模になっていた、とかいうことだったとしても、正直全くおかしくないんですよ。

という書き方をしています。
台風とか前線による水害と、先日地下空間の話と絡めて取り上げました都市型水害については、メカニズムも対策も異なるところもありますが、一方で同じ「水害」ですし、重なる部分もあるわけです。
特に、このような「~年に一度」という規模ではなく、人命を守るために「発生する可能性のある最大の規模」で考えなければならないソフト対策については、どちらにも通ずる要素が多いのではないだろうかという考察もさせていただきました。
そういう意味で、水位計の設置は行政の側にも、是非進めてほしいと申し上げますね(もちろん、記事にある通りコストの問題もあるので重要箇所の選定は必要ですが)。

月末になるので、次回は一旦スタプラの記録報告を挟み、また別の方向から水害に関する(というか、今回の産経新聞の記事中にあった九州北部豪雨について、再びです)お話をしたいと思います。

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